再治療の相談 | 池袋3分の矯正歯科-キレイな歯並びで笑顔を作ります

再治療の相談

◆再治療の相談

院長の北原です。当院はゴールデンウィークは暦通りの休診日とさせていただきます。

また、5月31日は大阪で行われる矯正の勉強会の、ロスフィロソフィー、スタディークラブの例会のため、休診とさせていただきます。

5月は休診日が多く、患者さんには少しご不便をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、当院は私が前院長から引き継いで10年ほど経ちましたが、そのくらい診療していると、別の医院で治療したが治らず、再治療のための相談をされたり、セカンドオピニオンの相談をされる患者さんを数多く診る事になります。

再治療希望の中で一番多かったのが、本来は抜歯して矯正治療する症例を、無理やり非抜歯で矯正治療して治らなかった症例でした。

そのような症例では検査をした後に抜歯の必要性をしっかりと説明し、患者さんに納得いただいてから再治療する事になります。

また、無理な非抜歯による矯正治療を受けると、歯列が前にも広がり、歯に唇が押され口元が盛り上がってしまうことがあります。

そのような場合も抜歯の再治療にて口元を改善させることがあります。

ある大ベテランの矯正科医の先生から聞いた話ですが、ある口元が出た女性の学生の患者さんの矯正治療を、親御さんが強く非抜歯治療を希望されたため、非抜歯で行ったとの事でした。

治療後はやはり口元の突出感が残ったとの事ですが、親御さんは満足されて治療を終えたとのことでした。

しかし、その10数年後にその治療を受けた本人から電話があり、本人は治療結果にずっと満足しておらす、口元が出ていたのがコンプレックスだったといわれ、電話口で泣かれたとのことでした。

その後、その方は美容整形と抜歯の矯正を組み合わせた再治療を、150万円以上かけて、別の医院で受け直したとのショッキングな報告をうけたとのことでした。

この話からも治療の抜歯、非抜歯の判断は慎重にしなくてはいけないと感じました。

患者さんは皆、非抜歯での治療を希望されますが、どうしても非抜歯では良好な治療結果が得られないため、抜歯による矯正治療になるのです。

我々矯正科医は経験上そのことがわかりますが、患者さんにはわからないので、抜歯と非抜歯で得られる結果の違いを、十分に説明をする義務が、矯正歯科医にはあると思います。

このような矯正治療の失敗を無くすためには、矯正歯科医は、正しい診断をして、患者さんにそれをわかりやすく説明し、しっかりと納得していただいた上で、矯正治療をする必要があると思います。

◆茗水矯正歯科
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