2024年1月のYノート♪ | YOUTAオフィシャルブログ「夢飛行」 ~すべてのバリアをこえて~

2024年1月のYノート♪

作曲家のYOUTAです。

僕の体験談をX(旧ツイッター)の140文字という限られたスペースで1日1つ投稿していく企画「Yノート」

2024年1月の投稿をまとめました。

ご覧いただければ幸いです。

■1日
40歳の秋、視覚障害者向けに販売されていた将棋セットの情報を得て「それは使いづらく、使いこなす方に神経を使い、本来その人が持つ将棋の力を存分に発揮できなさそう」と思う。
しかも生産・販売は終了。
誰もが使いやすいUDの将棋セットを制作・普及したいという思いが芽生える。

■2日
幼少期、入院していた病棟で飾られていたお菓子の家を見る。
幼少期の読み聞かせで、ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家に心が躍る。
いつか作りたいと思い描く。
41歳のとき、自ら配信している音楽番組の企画でお菓子の家を完成させる。

■3日
2024年1月1日、能登地方で震度7の地震が発生。
自分が住んでいる富山市で震度5強を観測。
これまでに体験したことのない大きな揺れに恐怖を感じる。

■4日
キノコ狩りが趣味の人から「家族が信用して食べてくれないんだけど、YOUTAさんは?」と聞かれる。
「僕も人からもらったキノコは食べませんねー」と正直に答える。

■5日
ある人が自分で積んできた、こごみを天ぷらにして持ってきてくれる。
40歳にして初めて食べて、なかなかうまいと思う。

■6日
短大時代に中国琵琶の演奏を聴き、トレモロ奏法に強く惹かれる。
それを参考に、ピアノで右手のメロディー演奏を三度の重音や三和音にうずめて行なう際のアレンジに採り入れる。

■7日
自分で編曲した『きよしこの夜』をピアノで弾く。
それを聴いた人から「マンドリンみたいなトレモロがすごく良かった」と言われる。
自分が得意としている右手のメロディーを三度の重音や三和音のトップにして弾くトレモロ奏法。

■8日
ある集まりで時間が来るとダラダラせずキッチリ切り上げていて見習いたいと思う。

■9日
音楽制作の指導をしていてLSB・MSB・プログラムチェンジの説明をするのに、どこかでみたマンションの階数と部屋番号を使った方法で説明する。

■10日
長年使っている冬布団と毛布よりもかなり軽くて薄い布団と毛布を着る。
「こりゃダメだろ」と思っていたが、想像以上にかなり温かくて驚く。

■11日
あるミーティングに参加する。
終了後に送られてきた記録に自分の意見が全く記載されておらず、次回の参加意欲が失せる。

■12日
小学生の頃に食べたバターレーズンの味が忘れられず、もう一度食べたいとずっと思っていた。
2024年初頭、スーパーでそれらしき商品を見つけて購入。
食べてみて「これだ!」と感激。
長年の夢がかなう。

■13日
お世話になった店の主人が亡くなる。
香典を送る。
息子さんがお返しを持ってくる。
ついでに自分のコンサートのチラシを渡す。
一瞬戸惑ったように受け取る相手。
部屋に戻ってから「俺はなんて無神経で無粋で意地汚い人間なんだ」とひどく後悔し、何も手につかなくなる。

■14日
あるとき家にきた宗教の勧誘をインターホン越しに興味ないと断る。
「そうですか、わかりました。ただこの宗教を信じる人以外は地獄に落ちますので、よろしくお願いします」と捨てぜりふを吐いて去っていく。

■15日
あるライブのMCで出演者が北朝鮮のミサイルについて「撃ち落としてやればいいのにね」と言う。
お客さんの数人が「うんうん」と言いながらうなづく。
音楽関係の人はほぼ左だと思っていたので、意外で驚く。

■16日
短大時代に「平和学」なる必修の授業をとる。
日本の近代以降の戦争の歴史について、一方的に自国を悪者にしたり、憲法9条を賛美したりする内容に怒りと憤りを覚え、一番前の席で聴きながら、あからさまに憤然とした態度をとる。

■17日
CDをプレス発注した時に100枚がピッタリ詰められてくる段ボール箱が欲しいと思いネットで検索してみる。
すぐにそれらしい商品がヒットして「いい時代だな」としみじみ思う。

■18日
41歳間近の音楽番組の収録で声楽もどきの歌唱にチャレンジする。
前日に風邪をひいてしまい、のどがやられ、ひどい状態で臨む。
なんとか収録はできたものの、思うように歌えず、悔いが残る。

■19日
41歳になって最初の音楽番組の配信で自ら編曲した讃美歌メドレーを声楽もどきの歌唱でソプラノと重唱して披露する。
声楽でうたう初チャレンジとなる。

■20日
2011年3月11日に大地震が発生。
その2日後にチャリティーライブを開催。
最初の挨拶の中で「東日本大震災」という言葉を発した瞬間、会場から鼻で笑うような声が聞こえた気がする。
「もしかして「東北地方太平洋沖地震と言わなかったからかな」と思う。

■21日
大学2年だった2005年2月5日(22歳)に名古屋で行なわれたコンサートに出演。
地元以外の学外での初コンサート出演となる。

■22日
大学時代にアパートの部屋から白杖を突いて最寄りの駅へ向かう道で「にいちゃん、危ないよ」と男性が声をかけてくる。
怪しいなと思っていると「どこに住んでんの?電話番号教えてよ、この宗教は素晴らしいよ」と宣伝が始まる。
適当にあしらいながら先を急ぎ、なんとか駅にたどり着く。

■23日
大卒で引きこもっていた2007年、TBSの昼ドラ『砂時計』にはまる。
その主題歌『ひと恋めぐり』のストリングスの書法に強く惹かれ、以後の自身の作曲技法に大きな影響を及ぼす。

■24日
2人クラスだった高校生の時、クラシック音楽が好きな先生に、家から持ってきたCDのタイトルと収録曲を授業中に読んでもらい、点字で書き取る。
友人から「おい、それ家で出来んのか?」と突っ込まれ、恥じらいといら立ちの入り混じった気持ちになる。

■25日
引きこもっていた2008年、サビがひたすら「ありがとうございます」を繰り返すだけのロックを書く。
約2年後にLUMIEという音楽ユニットでSAYAKAが新たに歌詞を書き『明日へ』が出来る。
2022年9月12日、Ismのアルバム「on your side」に収録。

■26日
2010年、その当時組んでいた音楽ユニットLUMIEの曲として、ボーカルSAYAKAの作詞で『キャンバス』を作曲。
2015年6月14日、音空のシングルCD「My place」に収録してリリース。

■27日
2010年当時組んでいた音楽ユニットLUMIEのボーカルSAYAKAから預かったきりだった歌詞を2022年に何気なく読んで作曲。
SAYAKAが今の気持ちで歌詞を書き改める。
2022年9月12日にIsmの曲『気まぐれラブソング』としてリリース。

■28日
2008年9月末、金木犀のにおいに誘われてピアノを即興演奏して作曲。
翌年ユニットLUMIEのSAYAKAの作詞で『曇りのち晴れ』が誕生。
2018年、環境音楽のピアノ曲『秋風』として発表。
2021年『秋風』の題で自ら作詞。
翌年10月、みらのMVとして公開。

■29日
2010年、音楽ユニットLUMIEの曲として作曲した『キャンバス』。
その曲の雰囲気からボーカルのSAYAKAと二人で「ドラゴンボール」の愛称で呼ぶ。

■30日
高2の3学期のある放課後、体育館のピアノでショパンのノクターン第2番を弾いていると、音楽に全く興味がないだろうと思っていた女の先生から「その曲どこかで弾くの?」と声を掛けられ、意外で少し驚き、なんとなく嬉しくなる。

■31日
20代のある夜、かなり酔った状態でタクシーで自宅に帰る。
運転手への説明が微妙に違ったらしく自宅ではないところで下車してしまう。
仕方なくその家のチャイムを鳴らして名前と事情を話す。
そこは幸い自宅のすぐ近くで、その家の方に誘導してもらって無事自宅にたどり着く。

※X(旧ツイッター)のアカウントは @YOUTAMUSIC
ハッシュタグ #Yノート