いわゆる「飛び石連休」です。今日を休みにしますと4連休です。まあ、年金生活者で無職の私には、余り関係がありません。

 9月25日(木)開催の哲学の勉強会の「宿題」25問を「脳みそ汗をかいて」取り組みました。1問だけはどうしても解答が書けませんでした。ヒントを頂いたのですが、解答がパッと閃きませんでした。もう少し脳みそに汗をかかせなくてはなりません。でも、ボケ防止には効果的だと思います。

 19時00分~20時45分は、横浜道場(領家中学校体育館)の稽古でした。例によって私は不参加でした。

 さて、タイトルの件ですが、本日(9月22日)韓国で旧統一教会総裁が事情聴取を受け、逮捕直前です。
 韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権を巡る政教癒着疑惑に絡み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁は、警察による任意の取り調べを9月17日に受けました。癒着疑惑というのは、尹前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る不正です。これを調査する特別検察官チーム特別検察官側は任意調査の結果を受けて、18日に政治資金法違反、請託禁止法違反、証拠隠滅教唆、業務上横領の四つの容疑で韓氏の逮捕状を裁判所に請求しました。
 
 そして、本日(9月22日)の午後、韓総裁の逮捕状発付の是非を判断する審査を終えました。約5時間に及んだ審査で韓氏は「韓国の政治に関心はなく、政治について知らない」と強調したという事です。同氏は「私は超宗教的指導者で世界に平和を伝えるために一生をささげてきた」等と、これまでの宗教活動について話したという事です。金を巻き上げて来たのに、白々しいとはこの事でしょう。

 また、かつて家族だった者がした事で国中を騒がせて申し訳なく思っていると述べたというのですが、文字通り「謝るだけならば警察はいらない!」です。
 更に、韓氏と教団側は逮捕・拘束された元幹部による個人的な逸脱行為であり、教団の介入はなかったと主張したという事です。17日に続き、この日も容疑をおおむね否認しました。「私が責任者なので、これまでと同様に今後も捜査に協力する」と、拘束の必要はないと訴えた、という事です。。

 韓氏は裁判所の判断が出るまで拘置所で待機します。逮捕状が発付されれば、そのまま収監されます。

 容疑の詳細は、次の通りです。韓氏は教団の元幹部(逮捕・起訴済み)と共謀し、2022年1月に尹前大統領の側近の1人である最大野党「国民の力」の重鎮、権性東(クォン・ソンドン)国会議員(逮捕済み)に政治資金1億ウォン(約1,060万円)を渡し、尹政権による教団への支援を求めた疑いです。同年4~7月には高級ブランドバッグなどを呪術師のチョン・ソンベ氏を通じて金建希氏に贈り、教団の事業で便宜を図るよう要請した疑い等もあります。

 韓国では政権交代が起きると前政権のトップやそれに関連した連中の悪事が暴かれて、逮捕され起訴され投獄される事が「日常茶飯事」です。日本に比べて大違いです。そういう点では韓国政治が羨ましいです。


 しかし、そういう事が分かっているのに、不正や疑惑が後を絶たないというのは、韓国は!というよりも権力を得た者の性(さが)なのでしょうか? そこが悲しいですね。

 

<追加>

  韓国特別検察、旧統一教会・韓総裁を逮捕 現地報道 毎日新聞 最終更新 2025/9/23  04:18)
   https://mainichi.jp/articles/20250922/k00/00m/030/223000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailsokuho

(転載開始)

 韓国特別検察、旧統一教会・韓総裁を逮捕 現地報道
   毎日新聞 2025/9/23 03:30(最終更新 9/23 04:18)
 韓国のソウル中央地裁は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁の韓鶴子(ハン・ハクチャ)容疑者(82)に対する逮捕状を発付した。「証拠隠滅の恐れがある」としている。韓国の聯合ニュースは23日、「韓総裁が特別検察に逮捕され、正式に収監された」と伝えた。
 特別検察が政治資金法違反などの疑いで逮捕状を請求していた。韓総裁は22日にソウル中央地裁で開かれた逮捕状の審査に出席後、ソウル拘置所で結果が出るまで待機していた。
 旧統一教会は韓国が発祥。信者数が多い日本の法人は今年3月、東京地裁から解散命令を受けた。さらに今回の事態が重なり、教団にとって大きな打撃となりそうだ。
 韓総裁は2022年、教団の当時の幹部、ユン・ヨンホ被告=請託禁止法違反罪などで公判中=と共謀し、前大統領の尹錫悦(ユン・ソンニョル)被告(64)=内乱罪などで公判中=の妻や側近に金品を渡した疑いがある。特別検察は、教団側がその見返りに、22年5月に大統領に就任した尹氏に、教団が進める事業などで便宜を図らせた疑いがあるとみている。
 韓国の聯合ニュースによると、ユン被告の起訴状には、韓総裁の意思に基づいて国家が運営されるべきだとの旧統一教会の理念に基づき、尹前大統領夫妻に接近したと記された。
 韓総裁は17日、任意の事情聴取に対し、容疑をおおむね否認していた。また教団は「証拠隠滅や逃亡の恐れはない」などとして、逮捕状請求を棄却するよう訴えていた。
 韓総裁は、旧統一教会を創始した文鮮明氏(12年に死去)の妻。文氏の死後、総裁となった。【ソウル福岡静哉】
(転載終了)