17時00分~19時00分は、「自主稽古」(長後公民館第1談話室)でした。

 

 19時00分~21時00分は、藤沢長後道場(長後公民館体育室)の稽古でした。新規入門者の紹介をしました。「基本形の日」という事で、小林志光師範を講師にして平安四段を行いました。

 

 21時00分~21時45分は、同所で「自主稽古」でした。

 

 さて、タイトルの件ですが、東京都知事選の投票日の7月7日(日)まで1週間を切りました。同日の都議補選も加わり、最後の追い込みという所です。

 

 残念ながら、「現職が負けた事がない」東京都知事選で小池有利の報道が続いています。しかし、勝っても2016年度の291万票、前回2020年は366万票をには遠く及ばないと言われています。そして、ここ半年は「神通力」が衰えて、小池氏が支持する候補が必ずしも勝利しているとは限りません。いや反対に衆議院補選で東京第15区で事実上の都民ファーストの公認候補で小池氏が推す候補が惨敗を喫したのが象徴的な様に「負けてる感」が大きいのです。

 

 今回は、過去二回の様な圧勝は望めません。小池有利の報道と言っても。「小池氏(71)一歩リード、蓮舫前参院議員(56)が続き、石丸前安芸高田市長(41)が激しく追い上げる展開」という書きぶりなのです。

 

 小池知事は告示直後、街頭にあまり出ない「ステルス作戦」を展開しました。「公務優先」とか言っていますが、その公務が選挙運動そのものの様に思えます。自民党も「ステルス作戦」を取っているらしいのですが、誰の目からも見え見えなので「荻生田百合子」と揶揄(やゆ)されています。

 さすがに人気の低下が気になり始めたのか、6月29日の北千住駅に続き、30日夕方は繁華街のJR蒲田駅で街頭演説を実施していますが、どうも公明党・創価学会の動員者で固めた様です。

 

 小池都知事の最大の問題はこれまで多くの嘘をついて来ただけでなく、今、現在も、毎日のように嘘、デマ、ゴマカシ、論点のすり替えを繰り返している事なのです。安倍晋三が「息を吐く様に嘘を吐く」と言われましたが、小池氏も全く同じです。多くの有権者は「単なる嘘吐き」が東京都庁を牛耳っている事を知らないのです。

 何故ならば、小池周辺メディア、特に都庁記者クラブが小池を庇い、小池をヨイショしています。当然、多くのテレビ番組や新聞が嘘、デマを垂れ流しているからなのです。マスメデイアではなく、一月万冊、郷原さん、その他のユーチューブ番組が気を吐いていますが、何しろ影響力がマスメディアに比べてありません。まだまだ小池氏の嘘が広範に広まっているとは言い難いのです。

 小池氏をよく知る人物は、口を揃えた様に小池氏の危険性を指摘しています。地域政党「都民ファーストの会」元事務総長の小島敏郎は、「嘘は良くない。検察は捜査に乗り出してほしい」と小池を刑事告発しています。同党を離れた上田令子都議は「嘘をついてでも当選し、あとは権力を牛耳るために自民党をはじめとする利権をブラックホールのように吸収していく」と批判しています。確かに、自民党と都議会の「ブラックホール」を打破するとしていたのに、いつの間にやら自民党と癒着しています。まあ、出自が自民党安倍派であれば、そうなるのは当然と言えば当然なのでしょうが。

 小池氏のエジプト留学時代に同居していた北原百代氏は『月刊 文芸春秋』に寄せた手記で、「あなたは日本の法律に違反することをして、今の地位を築きました。また権力者で居続けることによって、秘密を守り続けています」と批判しています。

 小池氏というか小池家の面倒を見ていた朝堂院大覚氏が6月11日、都庁で緊急記者会見を開きました。そして小池氏に対して、会見で「真実を述べて、嘘を取り消し、出直してくれ」と語ったのです。更に「政治家が嘘をつきまくると、国が亡びる」とも語ったのです。

 

 疑惑の数々に小池は一切答えていないと言えます。無視するかはぐらかすか恫喝するか逃げ回るだけなのです。それを許しているのは、都庁クラブとも言えます。都知事選出馬表明後の囲み取材で先の朝堂院大覚氏の記者会見をフリージャーナリストが質問しますと、こともあろうに幹事社であるテレビ朝日の記者が「いつも勝負服のカラーで緑色の服を着られていますけど、本日はそういう服を着られていませんが」と関係のない話を始めてこれは妨害しました。小池氏はこの瞬間に遁走したのです。

 都庁舎の壁面をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングに関し、都から2024年8月まで入札指名停止中の「電通」のグループ会社「電通ライブ」が担当していた件についても、まともな説明は一切ありません。メディアから広告代理店まで一体となって小池に関する事実が隠蔽されているのです。

 小池氏が行っている事は、世の中を欺くための工作でしかありません。嘘を指摘されると困るので、公約はリモートで発表で、それさえも質問者は小池が指定した人物5人だけだったのです。

 更には、「AI百合子」を使って、「待機児童対策8年間で97%減!」としていますが、これも統計の基準を変えるだけのいつもの小池氏の手法です。そして、案の定、返信できるアカウントは制限されていたのです。

 タイトルは通常は「真っ赤な嘘」ですが、小池氏の公約であった情報開示を積極的に行い黒塗りの「のり弁」は止めるという公約から出ています。確かに、小池氏は黒塗りは止めましたが白塗りにしたのです。これを皮肉ったタイトルです。