14時00分~15時00分は、富士塚幼稚園空手道教師の稽古でした。体験入門会を開催しました。参加者は7名でした。来週の31日にも開催しますが、2回で実人数で11名で、延べ人数13名となりそうです。

 今日の体験会後に、2名の方より入会のお申し出がありました。ただ私の方から「来週も無料体験会がありますので、その後でご判断なさっても宜しいのではないでしょうか?」とご回答申し上げて、「保留」という事になりました。

 

 19時00分~20時45分は、大和道場(下福田中学校武道が)の稽古でした。(「組手ベーシック講座1」は来週です。)

 O指導員もY指導員も不参加で、久し振りに(?!)単独で緑帯以上を担当しました。熱と気合が入った「熱血指導」で、帰宅してどっと疲れがでました。大きな声を出しましたが、怒ってはいませんよー念の為付記しますーはい!

 

 さて、タイトルの件ですが、自民党の屋台骨が揺らいでいます。もし選挙があれば自民党単独では過半数割れが予想されています。「下駄の雪」だった公明党も政治資金規正法では自民党と距離を取っています。

 

 そこで、がぜん張り切っているのが「ゆ党」の皆さんです。具体的には、日本維新の会と国民民主党です。(「ゆ党」とは「野党(やとう)」と「与党(よとう)の間を揺れ動く党。実際はいつも与党寄りで与党=政権入りを考えている党の事です。「や ゆ よ」というや行から出ています。」

後者については、今まで自民党に大接近していた連合が、やはり裏金問題の発覚という事で自民党に批判的なポーズを取らざるを得ない為、支持母体の意向に背いてまで与党入りはしないかも知れません。

 

 しかし、「第二自民党と言われて良い」と公言する日本維新の会にはそういう縛りはありません。5月23日、日本維新の会の馬場伸幸代表は記者会見で、次期衆院選で自民、公明両党の議席が過半数を割った場合の対応についての質問に対して、「選挙の結果を見ないと分からない。どの政党と組むか組まないか、(他党と組まずに)我が道を行く考え方もある」と説明したうえで、政権に協力する際の選択肢として、「たとえば連立入り、閣外協力、パーシャル連合などいろんな連携の形がある」と回答し、部分連合の可能性に言及したのです。

 

 これまで第三極の政党が与党入りをして吸収されてきた歴史があるとしたうえで、「そういう轍(てつ)は踏まない。我々も大阪都構想をはじめ、いろんな政策を持っている。政策をどうすれば現実のものとできるか、という立ち位置に立った他党との協力は、絶対にないということは、私は言い過ぎだと思う」と強調しました。

 いやちょっと待ってください!本筋からずれますが、「大阪都構想をはじめ、いろんな政策を持っている」って、2回の住民投票に敗れたのに、大阪都構想を全然諦めていなかったのですね。

 

 馬場氏はこれ以前の5月17日に配信されたラジオNIKKEIのポッドキャスト『吉野直也のNIKKEI切り抜きニュース』でも、次期衆院選で自公が過半数割れした場合「政策が実現するなら、与党に入る選択肢は排除しないのか」と問われ「そういうことです」と答えていましたが、この事を正式な記者会見の場で明らかにしたという事です。

 

 ちょっと前は「立憲民主党を打倒して野党第一党になる」と大見えを切っていたのですが、衆議院3補選で立憲民主党に惨敗しました。打倒されたのは日本維新の会だったのです。

また、各種の自治体選挙でも維新候補が苦戦したり敗れてたりしています。更に、地方議員の不祥事の続出、先の衆議院選挙東京第15区での「選挙ビラ」を巡っての維新内での内紛が表沙汰になっています。

主要には日本維新の会の目玉政策であった大阪万博が将に行き詰っていて、その出鱈目さが露わになって、同党の支持率を押し下げています。昨年は一時的にですが、政党支持率で立憲民主党を上回る事がありましたが、今では明らかに同党の後塵を拝しています。

 

 自身のそういう焦りもあるのでしょうが、馬場氏の発言は、自民党政権の延命に手を貸す「ゆ党」の本質が露わになったという事なのです。