11時30分~12時30分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。先週4月10日は手術後2日でしたので、安静中という事で稽古がありませんでした。5名が小学校入学で、会員が半減して5名となってしまいました。ただ、新1年生の全員が志空会横浜道場に入門しましたので、毎週横浜道場の稽古で会えま。

 

 17時00分~19時00分は、六会公民館ホールの稽古でした。「自主稽古」と「基本&形の基本の「き」」(こちらは18時00分開始 稲葉指導員)を行いました。私は不参加でした。

 

 19時00分~21時00分は、湘南台公民館体育室の稽古でした。組手中心で行いました。

 21時00分~21時45分は、同所で「自主稽古」でした。

 

 さて、タイトルの件ですが、円安と物価高が止まりません。

 給与労働者、それも大企業の労働者はそれでも、今年の「2024年春闘」は賃上げ率5%超、33年ぶり高水準となりまして、少しは緩和されるのでしょうが、それでもホンのつかの間です。「歴史的な賃上げ」すら、歴史的な円安&物価高の波にのみ込まれてしまうのです。

 そして、春闘の恩恵にあずかれない中小・零細企業の労働者や非正規労働者、自営業者やそして私の様な年金生活者は、既に円安&物価高の波に飲み込まれています。

 

 コンビニのコーヒーSサイズが軒並み120円です。

 あれ?この床屋さんいつの間にやら1,350円になってますーまあ私は別の所で丸刈り490円ですので、直接は関係ないのですが、利用者には東部直撃です。

 <大雑把に言って、このままの円安が続くと、1年で一世帯当たり10万円の負担増と言われています。>

 

 色々なお店の店頭には「○月○日より価格を改定させて頂きます」とか、店内では「この商品○月○日値上げします。お早めにお買い求めください」というPOPが出てたりしています。

 

 ちょっと冷静に行きます。

 4月11日に、米国の3月消費者物価指数が市場予想よりも上昇し、米FRBの早期利下げ観測が後退し、一気に円売りドル買いが加速し、一時1ドル=153円台と約34年ぶりの水準に達しました。政府筋は、「好ましくない円安」については、為替介入を示唆しましたが、いわゆる「口先介入」で、実際には介入をしていません。今の政府・日銀は打つ手なしのお手上げ状態で、「ナスがママなら、キュウリはパパよ」状態です。

 <本日4月17日は1ドル=154円でした。>

 

 思えば2021年初めは、1ドル=103円でした、

 その後1ドル=110円前後でした。

 それが、2022年11月には1ドル=151円となりました。

 介入で円が一旦上がりましたが、2023年11月には1ドル=151円と2022年と同じになりました。

 そして、現在の「歯止めなき円安」です。

 

 まあ、今のドル高は米国の堅調な経済に起因し、あらゆる通貨に対して強いのです。円は売られるべくして売られています。ですので、兆単位の資金を投じても為替介入は効果薄で、少し円高になっても、直ぐに元のもくあみです。

更に、『新NISA』の人気投資先はドル建て資産らしいので、為替介入でドルの価値を下げて、岸田首相の肝いり策に冷や水を浴びせる訳にも行かないのです。結局、米FRBが利下げしない以上、円安要因の日米金利差を縮小させるには、日銀が利上げに踏み切るしかないのです。しかし、植田総裁が「緩和的な金融環境の継続」を宣言していますので、利上げは困難な状況なのです。

 

 介入の原資は外貨準備です。それを取り崩すには、その大半を占める米国債を売却しなければならず、米国債の利回り上昇を招いてしまう事になります。すると日米金利差は拡大し、円安は更に加速するというジレンマに陥っています。

 

 かくして歴史的な円安水準は当面の間は続くと判断するのが妥当です。

 

 円安は輸入コストを押し上げ、物価高に直結します。円安とは、日本人の労働力の安売りであり、国際的な生活水準低下という形での「国民負担増」とも言えます。

 

 すでにリーマン・ショック期と並び、過去最長23カ月連続マイナスの実質賃金も今後、上がる見込みはありません。

 

 将に、「地獄の円安」なのです。