10時00分~11時00分は、やよい台幼稚園空手の稽古でした。年長さんとは「今日でお別れ」です。が、全員が志空会横浜道場での稽古継続の意向です。嬉しいですね!

 

 17時00分~18時30分は、「組手基本のき」及び自主稽古(湘南台公民館ホール)でした。

 

 19時00分~20時45分は、湘南台公民館体育室での稽古でした。「組手模擬試合」をしました。

 21時00分~21時45分は、同所で「自主稽古」でした。

 

 さて、タイトルの件ですが、賭け事がやめられなくなるというメカニズムはアルコール依存症や薬物依存症と似たような脳の高揚感を感じる仕組みに異常が生じているからであると考えられており、1970年代に「病的賭博(びょうてきとばく)」という正式な病名として認められるようになりました。

 

 主な治療は主として心理社会的治療(心理療法や自助グループ)ですが、賭け事への依存を断ち切るには金銭管理の徹底など、賭け事をしにくい環境づくりも必須であり、治療には長い時間がかかるケースも少なくないという事です。そして、残念な事に、薬物と同じで治癒したと思っていても、何かがきっかけで「再発」する事もある様です。

 

 依存症と脳の関係については、まだ十分なことは分かっていません。そんな中でも少しずつ解明が進んでいます。大まかに書くと以下の通りです。

 

 その人にとって「報酬」となる特定の刺激を見たり聞いたりすると、脳の中の報酬系が活性化されることが知られています。例えば、ギャンブル依存症の状態の人では、パチンコ店の音楽がこの刺激であることがあります。アルコール依存症では居酒屋のちょうちんを目にすることが、そのような刺激となるのです。

 

 一方で、自分が依存している物質や行為以外のものごとへの関心が落ちるため、そうした刺激に対して脳の中の報酬系の活性が低下することも知られています。たとえば、Functional MRI(MRI検査の特殊な形式)で、被験者の脳の活動を計測しながら、ギャンブル(パチンコ)依存症の診断に該当する人に、簡単なお金のやりとりをする課題を行ってもらった研究があります。こうした課題を行っている最中、依存症の人の場合は報酬系の活性化が落ちているのです。おそらくギャンブル依存症の診断に該当する人にとって、報酬系をくすぐるのは「パチンコ店の大当たりの音楽」のようにかなりピンポイントなものであり、それ以外の刺激への興味・関心は落ちてしまっているのではないかと推測できます。

 

 また、そもそもギャンブル依存症に陥る人は、「衝動的に行動してしまう傾向を自らコントロールすることが苦手である」と言われます。衝動性のコントロールには前頭葉の一部の領域が関わることが知られていますので、依存症の方の一部では、前頭葉の働きが弱まっているのでは、ということが推測されています。

 ただ、依存症の原因は、個々人さまざまです。その人の家庭環境・生活環境や性格など、実にさまざまなことがら、依存症を起こしやすくしたり逆に予防したりという要因となります。ですから、報酬系の低活性にせよ、前頭葉の機能低下にせよ、脳の画像診断の結果だけで依存症を診断できるようになるのではないかという考えは間違っているという事です。

 

 要するに、依存症になるメカニズムは少しずつですが、解明されて来ているという事です。しっかり解明されるという事は、病気の原因が分かるという事で、そうすれば予防法や治療法も分かるという事です。

 

 ギャンブル依存症になりやすい事例がありました。

 

 まずは、「リスキーな刺激を求める」です。たとえば、バイクでのスピード違反が常習の人がいます。。こうした「リスクが快感」というタイプの人が、ギャンブル依存症に陥ることがあります。このような人の場合、「リスクに対する感覚が麻痺している」性格のために、依存症に陥るのではないかと推測されます。さらに強い快感・刺激を求めた場合には、違法薬物の使用ということになるかもしれません。

 

 次は、反対に「普通の生活を送っていた」のにつまずく場合です。決してリスクを求めるような派手な行動はみられない人が依存症に陥ることも、稀ではありません。憂さ晴らしとしての地味な行動が、次第にエスカレートしてしまう場合です。たとえば、料理をしながらお酒を飲むのが一日のちょっとしたストレス解消手段だった方がキッチンドリンカーに移行したり、これまでの人生で賭け事などとは無縁だった中高年の人が、一度だけやってみようと入ったパチンコ店で大当たりしてしまい、そこからやめられなくなったりというパターンです。これらのタイプの人は、前者のタイプとは違って、決して衝動的な人とはいえません。

 

 つまり、全く違うタイプの人が依存症になるうるのです。依存症の原因はこれだ、と一口に言い難い理由のひとつは、入り口は全く違うのに、同じような症状が起きてしまうことにもあるのです。

 

 依存症はひとつの原因・ひとつのメカニズムだけでは説明できるものではありません。現代の日本では競馬や宝くじがあり、パチンコ店があふれています。お酒もタバコも、どこでも買えます。そういう状況の中で、いろいろな性格・タイプの人が暮らしています。そして多くの人はこうしたさまざまな誘惑を、嗜好品や余暇の範囲で楽しんでいます。しかし一方で、依存症という形で病的なレベルになってしまう人もいるのです。

 確かに、刺激が多いです。公認のギャンブルが行われています。私的には、公認であろうと法的に問題ないであろうと、ギャンブルはギャンブル、博打は博打と思います。公認のギャンブルの競輪、競馬、競艇等のコマーシャルが大々的に放映されているのは、やはり異常だと思います。

 

 あるギャンブル依存症の事例です。

 その人は、学生時代からギャンブルを始め、気が付いたときには借金が数百万円まで膨れ上がっていました。借金がどんどんかさんで自分の収入では返しきれなくなったので、精神的に追い詰められて、最後は死ぬしかないところまで追い詰められました。ギャンブルを止めて仕事をして、その給料で借金を返そうと思うのですが、お金を持ったらギャンブルをしてしまう状態だったのです。

 そして。周囲の人間関係もうまくいかず、居場所がないので、ギャンブルする場所が唯一落ち着ける場所だった、それもあって負けるのは分かっていても、ついついギャンブルをしてしまう状況だったという事です。

 「負けると分かっていても」やってしまうのですね!

 

 別の人の例です。その方は、8年前、依存症を克服しようと施設に入所しました。同じ境遇の仲間とともに治療を行い、6年間はギャンブルを断つことに成功します。しかし、コロナ禍で外出できないストレスからネットショッピングにはまり借金が拡大し、隠れて宝くじを買うようになりました。

 宝くじ位なら大丈夫だろうと思っていたのですが、買い始めますと、それだけでは満足がいかず、ネットで競輪が始まったり、隠れてスロットをするようになりました。(借金返済を)楽な方法でというのが頭をよぎってギャンブルに手を出してしまったのです。

 克服したように思えたのにたった1回やってしまったために元に戻ってしまうのが依存症です。ギャンブル、アルコール、薬物等何にせよ、たった1回がトリガーになってしまうのです。

 

 ギャンブル依存症の治療では、薬物療法はありません。それで、薬物やギャンブルなどに依存した人たちのリハビリ施設に入所し、同じ境遇の仲間とともに依存症からの回復を目指すのです。。

 

 依存症の危ない兆候です。

 ・常にギャンブルのことを考えている

 ・ギャンブルしないとイライラ落ち着かない

 ・ギャンブルに行くためにウソをつく

 ・大切な人・仕事に迷惑をかけてもやめられない

 

 さて、厚生労働省の2016年度のデータによれば、アルコール依存症の患者数は外来9万5,579人、入院2万5,606人で圧倒的です。次いで、薬物は外来6,458人、入院1,431人、ギャンブル等は外来2,929人、入院261人となっています。

 これは、あくまでも厚生労働省が把握しています患者数で、実際はもっと多いのではないかと推測されます。

 

 

 ギャンブル依存症が少なく見えますが、これはアルコールや薬物は他人から見ても様子がおかしいと分かるので治療に行くことになりますが、ギャンブルの場合は他人から見てわかりにくいため隠れ依存症は多いと推測されます。

 

 またギャンブルと聞いて連想されるものの1つにカジノがあります。これについては、参考として日刊ゲンダイの記事をリンクします。

 タイトル:大阪カジノのギャンブル依存症対策はユルユル…水原一平氏ドジャース解雇で維新にまた逆風

 公開日:2024/03/27 06:00 更新日:2024/03/27 06:00

 発信元:日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338005

 

 ダラダラと書いてしまいました。自分的には、書いていて理解が出来た事ともっと調べなくてはならない事が少し見えて来ました。

 再度書きますと、カジノは反対です。そして、公認のギャンブルである競輪、競馬、競艇等のコマーシャルが大々的に放映されているのは、やはり異常だと思います。