午前中は佐藤先生と一緒に田中康志先生のお墓参りに行きました。命日は2月22日でしたが、「諸般の事情」で今日になってしまいました。でも、やっとお墓参りが出来て、ほっとしました。

 

 

 

 14時00分~15時00分は、富士塚幼稚園空手道教室の稽古でした。昇級審査を行いました。

 

 19時00分~20時45分は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。組手模擬試合をしました。

 

 さて、タイトルの件です、飯山晄朗先生の事はブログで何度か書きました。先生は毎日メルマガを発信していまして、それが6,200回を超えています。私のブログが第7539回で、数字的には私の方が多いのですが、しかし質的には、質×量では先生が断然大きいです。こういう比べ方はないと思いますが(笑)

 メルマガは殆ど共感の連続ですが、今日は丁度大会に向けて子供達の「毎日チェック表」を提出して貰って、大会に向けて行う事を6個記載して貰う事にしている事と関連していて、「そうそうその通り」と思いましたので、全文を引用して自分が生徒達に言っている事(特に「数値化」という点)を書かせて頂きます。

<このブログの最後に先生を取り上げた私のブログのリンクを載せていますので、是非合わせてお読みください。>

 

(転載開始)

タイトル:6,221本目  数値化と映像化、そして◯◯化が大事

配信日:2024年 3月14日

 

107年ぶりの全国優勝した慶應義塾高校は既存の高校野球のイメージを見事に変えましたね。

慶應には11名の学生コーチがいるとのこと。

全員、高校時代は慶應で白球を追い、大学進学を機に母校のコーチになっています。

特徴的なのは、学生コーチが戦略、戦術の立案に深く関与していることです。

 

数字で示して成長を促すことも積極的に行われています。

飯山も数値化して成長を見える化することを勧めています。

もう一つ重視していることは言語化するということ。

この点は慶應の学生コーチも心得ています。

 

「数値目標と言語目標、どちらも大切です。数値は分かりやすく、裏切りません。実際に筋肉量が増えたことでスイングスピードが上がり、春のセンバツでは歯が立たなかった仙台育英の投手陣の速球に、夏は振り負けませんでしたからね。ただ、言葉も大事です。再現性が高まるので」(Number)

 

数値化する、そしてもう一つ動画などを撮って映像化する、こういったことは大事なことですが、そこに言語化が加わることが必要です。

映像のどこを見ているのか、やってみてどう感じているのか、ということを聞いていくことです。

 小林さんは何を数値化していますか?

それを数値化する理由はなんですか?

(転載終了)

 

 私の「数値化」は、「筋肉量」という様な科学的な事ではありません。

 例えば、4月の大会があるのですが、参加者に目標とそれを達成する為の方法を6項目書かせています。目標は、例えば「形 優勝 組手 メダル」とか「形 ベスト8 組手 2勝」とか「形 旗2本上げる 組手 2ポイント取る」等それぞれに依って、それぞれが自ら決めます。こちらの方は、数値的な設定はある意味簡単だと思います。

 

 しかし、それを達成する為にどの様な取り組みをするかが、ちょっと問題です。多くの選手が「形頑張る」「全力で行う」「完璧にする」等々と書いてきます。これらの事というか気持ちというか心構えは非常に大切だと思います。

 しかし、例えば「頑張る」という事ですが、これは具体的にはどうなんでしょうか?その選手は形を毎日5回行うのが「頑張る」と思っています。しかし、これに対して「それでは頑張ってない。毎日10回やらなければ頑張りにならない」と言うかも知れません。

 要するにそれらの様な抽象的な言葉では、二人(選手と先生)の間での基準が明確ではありませんので、具体的な評価が出来ないのです。

 

 「頑張る」「全力」「完璧」は、大切な事です。しかし、それを評価するには具体的なもの(数値)で定めて、数値で評価する事が大切なのです。

 

 また、目標が仮に達成出来なくても(相手がいる事ですので、そういう場合が多いでしょう)それはそれで構わないというか仕方ない事です。しかし、その為にどの様にしたのか具体的に数値で見れば、「頑張った」のか「頑張れなかったのか」が分かります。

 平均して毎日形を5回という風にした場合、6回もやっていれば「頑張った」と言えます。5回でもそうでしょう。4回ならば「もう少し頑張りが必要だった」となるかも知れません。この辺りの評価は若干曖昧でも、主観的でも構わないと思います。ただ、数値で出た事は客観的だと思います。

 

 やはり数値が大切なのです。

 

<飯山先生を取り上げた私のブログ>

 2023年 7月21日(金) 『いまどきの子の「本気」に変えるメンタルトレーニング』

  https://ameblo.jp/y-k-yuki/entry-12813038617.html

 

 2023年 9月16日(土) 「反省すべき点」とか「悪かった点」とか・・・ 

  https://ameblo.jp/y-k-yuki/entry-12820748734.html

 

 2024年 1月12日(金) 第7477回

 「素直な負けず嫌い」 第7477回

 https://ameblo.jp/y-k-yuki/entry-12836346630.html

 

 2024年 2月 8日(木) 第7504回

 感謝の五原則 第7504回

 https://ameblo.jp/y-k-yuki/entry-12839862409.html