19時00分~20時45分は、横浜道場(領家中学校)の稽古でした。組手中心で行いました。

 

 さて、タイトルの件ですが、厚生労働省が2月19日に「飲酒ガイドライン」を公表しました。詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 厚生労働省 

  タイトル:「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表します

  説明文:厚生労働省では、このたび、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図るため、国民それぞれの状況に応じた適切な飲酒量・飲酒行動の判断に資する「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を別添のとおり作成しましたので、公表します。

 本ガイドラインは、アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。

厚生労働省では、今後、本ガイドラインの周知等を行ってまいります。

 

 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37908.html

 https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf

 

 下戸の私には余り関係がありませんが、お酒が好きな人やお酒を嗜む(たしなむ)方々には、読んで頂きたい内容です。また、酒造業界や広告業界にも影響が出そうです。

 

 お酒を飲む場面ですが、以下の通りでしょうし、私も別に異論はありません。

  ・仲間との楽しい会合

  ・頑張った後の自分へのご褒美

  ・夜、寝る前に一人で楽しむ

  ・家族・カップル同士の穏やかな夜に乾杯

  ・馴染みの飲み屋へ行き、女将やママに癒される

  ・何かを達成した後、その偉業を仲間と酒とともに分かち合う

  ・何か辛いことがあっても酒により少しは気分がラクになり、明日への活力となる

  ・大人になった象徴として、しみじみと酒を味わう

  ・親子で飲んで大人になった子供を確かめ喜ぶ

 

  「酒なくて何の己が桜かな?」とか「酒を飲まずにはいられない世の中」とか言われています。お酒を全て否定する訳ではありませんが、ただ、飲み過ぎは良くないと思います。

 「私は酒に強い」とおっしゃる皆さん、確かにそうかと思います。でも、それって私から見たら肝臓を酷使している事だと思います。肝臓というか自分自身を労わってあげて欲しいと思います。私の周りにも、「酒が強い」という人が複数名肝臓がんで命を落としています。やはり「ほどほどに」だと思います。

 

 ガイドラインでは、飲んだ酒の量(ミリリットル)にアルコール濃度(度数/100)やアルコールの比重(0.8)を掛け合わせて算出する「純アルコール量」で飲酒量を把握するよう提言。純アルコール量は500ミリリットルのビール(5%)なら20グラムという計算になります。

 <掲載する図表は全てNHKのサイトよりお借りしています。NHKさんありがとうございます。>

 

 

 

 

 

 

 そして、1日20グラム(週150グラム)ほどの純アルコール摂取でリスクが高まる疾病として、男女ともに大腸がん、男性なら前立腺がん(進行がん)や脳卒中(出血性)、女性なら肝がんや胃がんなどを例示。「体質などによってはより少ない飲酒量にすることが望まれる」としています。

 

 

 

 

 

 合わせて生活習慣病のリスクや運動機能や集中力の低下などに伴う行動面のリスクなどについても触れ、飲酒の際には、「自らの飲酒状況等を把握する」「あらかじめ量を決めて飲酒をする」といった健康への配慮をおこなうよう呼び掛けています。

 

 また、1回の飲酒機会で純アルコール量60グラム以上を摂取する「一時多量飲酒」や「他人への飲酒の強要」「不安や不眠を解消するための飲酒」といった「避けるべき飲酒や飲酒き関連した行動」についても留意するよう促しています。

 

 是非、「飲酒ガイドライン」をご一読ください。