16時00分~18時00分は、藤沢総合高校空手道部の稽古でした。

 

 19時00分~20時45分は、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古でした。。「形模擬試合」をしました。基本形の課題が平安初段ですので、これを習っている人は、第1回戦は平安初段が義務付けれます。

 

 さて、タイトルの件ですが、郵便料金が値上げになるそうです。それも大幅です。2024年10月に(つまり1年以内に)63円の葉書きが85円(1.35倍の22円増)に、84円の封書が110円(1.31倍の26円増)に、値上げとなります。

 

 上の表を見ますと、封書が82円から84に値上げが2019年10月です。この数年前から年賀はがきの書き損じを80円切手と交換していました。それで、この80円切手を利用する為に、2円切手を10枚購入したのですが、未だに5枚残っています。4年で5枚しか使ってないという事ですので、封書は1年に1通程度です。

 

 値上げの要因は、郵便物の減少に伴う郵便事業の赤字です。郵便物は263億通あった2001年度をピークに毎年3%程度の減少が続いていまして、2024年度は144億通とピークに比べてほぼ半減してしまいました。

 

 

 その原因は、シンプルに言えばデジタル化です。インターネットやSNS(ネット交流サービス)の普及に伴って、企業が販売促進のダイレクトメールを減らしたり、各種手続きのウェブ化が進んだりした事が、郵便物減少の背景にあります。

個人レベルで(当然私もですが)、連絡で郵便を使う事は殆ど全くありません。ファックスもありませんね。電子メールやラインを使っていて、自分から発信する郵便物は年賀はがき位ですね。年賀はがきもそろそろ(ここ数年のうちには)「年賀状じまい」とか「終活年賀状」(注)を出そうかな?と考えています。

 

 日本郵便も、日本は「大切な人への想いを手紙にしたため、受け取る喜び、贈り物を送る楽しさは時代が変わっても色あせない」として、東京・渋谷で若者向けにデザインしたグッズを販売するなど郵便局のイメージチェンジを図っていたり、企業への年賀状の利用勧奨などの取り組みも進めているのですが、デジタル化の流れには逆らえず、郵便物は2028年度にさらに2割減の115億通まで落ち込むと推定しています。つまり「焼け石に水」という事です。

 

 その為、来年10月に値上げしても、2025年度に67億円の黒字を計上するだけで、郵便事業は2026年度に再び400億円の赤字に転落する見通しなのです。それ以降も赤字幅は拡大し、2028年度には1,232億円に達する予想です。

 

 デジタル化が郵便離れの原因ですが、郵便料の値上げをする事で、それを加速している様に思います。郵便料の値上げが、デジタル化の誘因にもなっているのではないでしょうか?

 

 と郵便物だけを書いて来ましたが、それでは他の事業はどうなんでしょうか?日本郵便のホームページでは、こう自己紹介しています。

(転載開始)

 日本郵便(株)は、日本郵政グループにおいて郵便・物流事業、金融窓口事業および国際物流事業を営む会社です。

 郵便サービスをなるべく安い料金であまねく公平に提供することに加え、(株)ゆうちょ銀行から受託する銀行窓口業務および(株)かんぽ生命保険から受託する保険窓口業務についても、郵便局を通じて全国のお客さまに提供しています。

今後も、国民共有の財産である郵便局ネットワークの水準を維持し、公益性・地域性を十分発揮するとともに、郵便局のサービスをさらに便利なものとし、地域のお客さまの生活を総合的にサポートできるよう取り組んでまいります。

(転載終了)

 それらの事業の損益は、ちょっと分かりませんでした。郵便事業だけでなく、日本郵便全体の損益を勘案して料金を決めて欲しいものです。

 

 注:「年賀状じまい」「終活年賀状」 

 「年賀状じまい」とは、翌年以降の年賀状を辞退する旨を記して送る最後の年賀状の事を言います。特に高齢者の場合は「終活年賀状」とも呼ばれています。

 「来年からは年賀状を辞退します」「今年が最後の年賀状です」と記して、最後の年賀状を送ります。

 SNSの普及や年賀はがきの価格高騰などを理由に、高齢者だけでなく幅広い世代で年賀状離れが進み、「年賀状じまい」の需要も高まっています。