今回は部員たちの競技とは別の顔を紹介したいと思います。
初回は看護師を目指す、現在1年生の大石(左 川崎市立橘高校出身)と上野(右 三浦学苑高校出身)です。
すでに今年の3月に卒業した杉村は無事に国家試験に合格して、新人看護師として慌ただしい毎日を送っています。
二人のポイント練習を行う1日のスケジュールを紹介すると
7:10 大学に登校
7:40 〜朝練習
9:00〜12:00 1・2限 授業
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜16:30 3・4限 授業
17:00〜荻野陸上競技場でポイント練習
20:00 電車に乗車
21:00 帰宅
帰宅後、その日の授業で出された課題と復習をして就寝
お察しの通り、かなりハードな1日です。
看護師の勉強は授業だけでなく、日頃の予習復習が非常に大切になってきます。
陸上だけ頑張っていれば良いわけではなく、文武両道ができなければ国家試験に合格することはできません。
二人は高校の頃に看護師になるために競技を引退する予定でしたが、競技を取り組む姿勢と看護師になりたい意志の強さに将来性を感じ、私の方から「看護師を目指しながら競技を続けないか?」と声をかけました。
毎日ハードな生活ですが、競技を頑張る気持ちと看護師になる意思の強さがある二人なので成り立っていると思います。
実習が一通り終わって、国家試験を十分にクリアできる水準にあれば復帰することができますが、基本は2年間で競技は引退して、勉強と実習に専念することになります。
女子駅伝部としては、将来の自分のために頑張る選手はしっかりとサポートしていきたいと思っています。
それほど人数が多いチームという訳ではないので、なるべく競技と勉強をしやすい環境作りをするように柔軟に対応をするように心がけています。
今回、この内容を掲載したのは、看護師を目指すために競技を引退する選手が全国にたくさんいることを知り、進路に迷っている高校生に届けばよいなと思い、二人を紹介をさせていただきました。
全日本大学女子駅伝を目指すことと、看護師国家資格を取得することの二つを成し遂げることは簡単なことではないのは確かです。
でも、厳しい四年間を過ごすことが、競技者として、看護師として大きく成長する大切な時間だと思っています。
この二人のように「走る看護師」を目指す志がある方、話を聞いてみたい方がいらっしゃれば、下記メールアドレスまでご連絡ください。
お待ちしております。
これからもこの二人にもご声援いただきますようお願いいたします!
次回は「保育士、幼稚園教員」を目指す「子ども学科」を紹介してみたいと思います。
【問い合わせメールアドレス】
y.nakano@shoin-u.ac.jp
*監督の中野のメールアドレスです。