ジョニー 世界遺産 熊野古道に行く | Y.Johnnyかく語りき

Y.Johnnyかく語りき

~From the New World~ 

男子バレーや 日常、歴史など

お疲れ様です。 ジョニーです^^

 

自分の会社は お盆の時期にだいたい1週間くらいの休みがあるのですが その休みを利用して 世界遺産 熊野古道に行ってきました。

 

もともと旅行好きなので 京都や奈良北部など近場の世界遺産は積極的に行くようにしているのですが、和歌山県南部の熊野地方は

交通アクセスが決して良くはなく、名古屋から最南端の串本まで

グーグルマップで調べると 4時間ほどかかります。

一人で行くなら 途中で1度は休憩するでしょうし、四日市や伊勢方面がこの地方の渋滞のメッカなのでさらに多めに時間を考えないと行けません。

 なので行くだけで躊躇する場所というのは わかっていただけるかなと思います。

 ということで 事前に買っておいたガイドブックとにらめっこして 極力効率的に時間的にコンパクトに行って戻るを心掛けました。

 キーワードは 世界遺産の見どころと必見ポイントを重点にまわる!

 世界遺産の見どころは 熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)とそれに付随する河原、大鳥居、那智の滝、ゴトビキ岩、奇岩(獅子岩など)

 必見ポイントは本州最南端の潮岬と潮岬灯台、橋杭岩、古座川の一枚岩

 

 潮岬は 高知の室戸岬と並び 台風中継などでよく中継される場所です。

 江戸時代は 大坂と東京を海運でつなげた 南海路で

串本の大島が大きな役割を果たしたそうです。

 船によっては ここから伊豆の南にある下田まで一気に行ったそうなので 当時としては相当ダイナミックな航海だっただろうと

想像されます。

 和歌山といえば徳川御三家の 紀州藩を連想する方は多いと

思いますが この 南海路 の公安業務というのも かなり比重が

大きかったと思います。

 ちなみに紀州藩は 今の和歌山県のほぼ全域と 三重県の

伊勢地方を除く 松阪以南もおおよその藩域だったので 尾張藩が厳密には尾州藩だったのと一緒で かなり広大です。

 さらにいうと 高野山周辺は寺域で どこの藩にも属さない

領域だったりと 何事にも例外があるあたり 調べると面白いです。

  橋杭岩と 古座川の一枚岩はどちらも 日本でたぶんここでしか

見られない景色なので 最適な観光は自動車かなと思います。

 

 旅の行程としては 遠くから近場にと考えていたので

ここから熊野本宮大社に移動。 

 熊野三山の一つで 山の上の方なのに河原や平野が比較的広く 日本一の大鳥居が鎮座しています。

 ここから和歌山の田辺や 高野山や 伊勢方面に向かう道があり

本来この修験道が世界文化遺産の主要な構成要素らしい。

 この後も 日本で落差一の那智の滝がある熊野那智大社や

ゴトビキ岩という巨石が山のうえにある場所の近くの

熊野速玉大社など 自然の神秘を感じられる場所がおおく

圧倒される場面の連続。

 

 この日は 那智勝浦に泊まりましたが 生マグロが食べられなかったのだけが大きな心残り。

 

 2日目は 八木新宮線のローカルバスなど さくっといろいろの物をみて   花の窟(はなのいわや)神社や 獅子岩もみて帰宅。

 2日間の全体の感想としては 小学生低学年を連れていくには

ちょっと退屈するのでは?とリスキー。

 いつかいっしょに行ければよいな~と思いました。