昭和59年8月7日
聞き取れないしゃべりの父が
介護認定の認定員さんの質問に答えた回答
緊急事態宣言解除もあって
面会の制限も戻りつつあり
母は何度か逢いに行けるようになって
4月初めから入っていた施設から
引き揚げた時の状態のままには変わりなく
筋肉が固まって歩けずほぼ寝たきり
言葉も聞き取れず
認知の進行もあってかこちらの問いかけにもまばら
浮き沈みもあって
何より見えない
父の世界は朝も昼間も暗いまま
肺炎を起こした原因も
熱が続く原因も
鼻からの栄養チューブ?ってことで
胃ろうの手術をして
頭蓋咽頭種の腫瘍と
開頭手術と
放射線治療と
高ナトリウム血症と
脳へのダメージは膨大で
戻らないって確定印を渡されて
介護認定の認定員さんの質問
名前 聞き取れた‼️
誕生日 昭和59年8月7日 聞き取れた‼️
と、聞き取れたのはここまで
立ち会った看護師さんに
だいぶサバ読んでるって言われるくらい
みんな聞き取れた
もちろん父の誕生日は違う
でもこの答えには家族にとって
スペシャルな意味があって
そんな父を思い
ノンアルだけど好きだったアサヒビールを開けてみる
昭和59年生まれのわたし
8月7日生まれの弟
父の2人の子どもの誕生日
