空気を読んでも従わない

 

最近、劇作家、演出家の鴻上尚史さんの書いたものを読むのが私のなかでちょっとしたブームです。
 

きっかけはたまたまインターネット上の短い文章で鴻上尚史さんが書いたものを読んだこと。

ちょっと面白い意見を話されているな、と感じたので、そこからどんな方だろうと興味を持ち、鴻上さんが書いた本をいくつか読みました。


『「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる(岩波ジュニア新書)鴻上尚史著 発売日 ‏‎ 2019/4/20

』は、田舎育ちの私が若い頃とても嫌だと思っていた『世間』についてわかりやすく面白い本を若者向けに書かれていて、これは自分が若い頃に読みたかったなあと思いました。

そんな折、今日はふと、インターネット上のコンテンツで鴻上尚史さんの話が聞けるものはないのかしら、と思って探していたところ、ほぼ日さんの「世界をつくってくれたもの。鴻上尚史さんの巻」というコンテンツにたどり着きました。
とても面白かったのでこちらもおすすめです。

鴻上さんの、『人生は悲劇と喜劇が共存している』という捉え方が良いです。

私自身は辛いときには悲劇一色になってしまって、なかなか楽しい側面から考えられなくなってしまう傾向があると思うのですが、面白さを見つけられるようになったらそれはもう底から抜けた状態なのではないかと思います。