昨日は京都の二条城前アルバでフルート奏者・山村有佳里さんとのトリオコンサートでした。
出演：タンゴ・グレリオ（バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広）
山村有佳里（フルート）
あたたかいお客様に恵まれ、和気あいあいとした雰囲気の演奏会になりました。
ご来場の皆様、素敵な空間を提供いただいたアルバ様、ありがとうございました！
山村さんとは何度も共演していますが、最近の目標は「脱・タンゴの歴史」です。
フルートでタンゴと言えば何といってもアストル・ピアソラ作曲の「タンゴの歴史」。
山村さんの師、マーク・グローウェルズ氏はこの曲の初演者でもあります。
しかしあまりにこの曲が有名になりすぎたため「タンゴの歴史」一辺倒になり、フルートがタンゴ黎明期の花形楽器であったことや、ピアソラがフルートを導入していた1970年代の作品などが埋もれている感があります。
今回は特にそのあたりにクローズアップしてプログラムを組んでみました。
タンゴ・グレリオのデュオとしてだけではなく様々な編成で演奏することが多いですが、毎回このようなコンセプトを考えて皆様にお楽しみいただけたらと考えています。
