大阪天満フラットフラミンゴで開催したバンドネオン&ギター【タンゴ・グレリオ】の新企画、
『タンゴ・グレリオ・レクチャーコンサート~TANGO南の物語』、満員御礼で終演しました。
早い段階でたくさんのご予約をいただいた企画なので、入念に準備して当日を迎えました。
タンゴの歴史や音楽の特徴、ミュージシャンたちのエピソードなどをお話ししながら、年代順にタンゴ・グレリオによる生演奏を加えた2時間のコンサートとなりました。
2時間という限られた時間の中にちょっと詰め込みすぎたかな?もっとバンドネオン星野とギター米阪の対話(漫才?)を増やしてもよかったかな?など改善点も多々ありましたが、お客様の反響も大きく、なかなかの手ごたえを感じました。
今回のレクチャーで特に意識したのは「タンゴにという音楽に関わった有名無名の多くの人々の物語」を語りたいという部分です。
自らが演奏する側の人間である私たちにとって、「自分たちがどういう思いがこもった音楽を演奏しているか、どういう思いをつなげていかなければならないか」を再認識するよい機会となりました。
もちろん語りつくせない部分はたくさんあります。
概略だけでなくもう少し突っ込んだお話もしたいですし、アストル・ピアソラに主眼を置いた企画もいずれやってみたいですね。
もちろん今回の「TANGO南の物語」もプロジェクターが使用できる環境なら再演可能なので、よい会場をご存じの方はぜひお知らせください!(笑)
最後はアンコールに代えてピアソラの「孤独の歳月」を演奏。
タンゴが歩んだ100年を超える歳月に思いをはせての終演となりました。