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母親業の偉大さに対する実感がない人たち

 

親子の手

旭川 夫婦問題・離婚カウンセラー山咲みき

 

 

 

結婚生活の中では、夫婦の悩みと同じくらい子育ての悩みは大きいものです。
夫婦の関係性が悪いことで子育てに問題を生じることもあれば、子育ての悩みが夫婦仲を険悪にする場合もあります。

 

 

 

母親業の価値ってどれくらい?

 

 

 ソニー生命保険が発表した「女性の活躍に関する意識調査2017」の結果では「(未就学児の)育児・世話」は時給換算で1,413円とあります。
乳幼児の世話は24時間ですから、日当は33,912円になります。
年収にすると12,337,880円です。
一般サラリーマンなど足元にも及びません。

でもこれは「お世話をする」という事に関してのことで、しつけや教育まではベビーシッターの役割ではないと思います。
その他、「PTA活動」は1,033円、「食事の準備・後片付け」は1,019円、「習い事・塾の送り迎え」は751円。
それ以上に「愛情」はお金では換算できない、子育てに一番大切な要素です。

 

 

 

親の愛情を感じられないまま大人になった人達

 

 

「自分が親になってみて初めて、親のありがたみが分かった」という話を聞きます。
あなたもそんな経験がありませんか?

昔はおじいちゃんおばあちゃんが側にいて、家族みんなや近所の人たちまで協力して子育てをしていました。
分からないことがあれば教えてくれましたし、子守やしつけも引き受けてくれました。

親に叱られるたびに、おじいちゃんやおばあちゃんのところへ非難したりしました。
近所には怖いおじさんがいて、悪いことをすれば叱ってくれたものです。

でも最近では核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんとは同居しないことが多くなり、近所の人達との関わりも希薄になっています。

それ以前に「お姑さんの世話にはなりたくない」
「親との仲が悪くて助けを求められない」という、自ら人に頼る環境を絶ってしまっているケースも少なくありません。

親に頼れないという人の中にはすでに亡くなっている、遠距離である、高齢や病気などのために迷惑をかけたくないというやむを得ない理由の他に、いわゆる毒親に育てられて、親から子育てについての経験や、自分を育ててくれた時の思いを伝えてもらっていないがために安心して頼ることができないでいるケースも少なくありません。

親から子へと受け継がれていく愛情の絆が途切れていて、親への感謝や、親としての自分の理想が描けない。
または、理想だけが先行して現実とのギャップに翻弄されてしまっているのです。

物理的に頼れない環境であっても、愛情で繋がっていれば相談したりアドバイスをもらって安心することができます。
でも、受け継がれるべき絆が途切れたまま子育てしている人たちは、母親業の偉大さに気づくことができずに、子育ての大変さに追われるだけで日々の生活が苦行になってしまいやすいのです。

 


 

周りと比較して自分を過小評価しないで

 

 

  • ほかのお母さん方は子育てを楽しんでいるのに自分はそれができない。
  • 仕事と子育てを両立できない自分はダメな母親。
  • やりたいことがあるのに、自分の時間が持てなくてあせる。


本当に子育てを全うしようとすれば、仕事や趣味など他の事に時間を割くことなどできないのが当たり前ですし、芸能人のようにきらびやかさを失わず「子育ても楽しんでます」なんて、すべて一人でやっているようなことを言ってても、そんなわけないと思いませんか?
その裏にはお金がものをいっているのです。
表を整えるには裏で何かを犠牲にしているのです。
何も手放さずに子育てをやり切ることなど現実にはあり得ないのです。

ましてや、ご主人が子育てに協力的でない、周りにサポートしてくれる人がいないという環境で子育てしているなら、何かが片手落ちになってもちっとも不思議ではありません。
むしろ、しっちゃかめっちゃか、グダグダなのが普通なのです。
みんな、そんなかっこ悪いところは見せたがらないだけです。
だから、あなたがわが子をちゃんと育てたいと思っているのであれば、それがどんなに母親としてグダグダであったとしても決して悲観することなどないのです。

 

 

 

自分の子供の頃に帰ってみる

 
 

あなたが今、母親として「こうありたい」という理想はどこから来たものですか?

人の愛情の絆とは、親から子へと受け継がれていくものだということを既にに述べました。
あなたが今思い描いている理想は、意識するしないに関わらず、必ずどこかで子供の頃の想いと繋がっています。

自分が生まれた時のこと、自分を育てた時の気持ちを改めてご両親に聞いてみてください。
親とは疎遠だという人ほど、勇気を出して聞いてみてほしいのです。
どんなによい思い出のない親子であっても、生まれた瞬間からひとかけらの愛情も感じない親など存在しません。

あなたがこうして大人になっているとうことは、どんなに短い時間でも親はあなたに愛情を持って世話をしたからなのです。

素直な気持ちで、勇気を出して聞いてみてください。
そこにはきっと、何かヒントが隠されているはずです。



 

 

「結婚生活や離婚に悩む人の伴走者」

山咲みき

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