大人がハマるポケモンGOの隠された実態
夫婦問題 離婚カウンセラー 山咲みき
ポケモンGOやってますか?
今さらですか?
ポケモンGOなんて子供のゲームだと思ってますか?
興味のない方にはどうでもいい話でしょうが、実は子供より大人のほうがプレイヤー人口が多いような気がします。
なぜ、大の大人が夢中なのか?
昼夜問わず、スーツ姿のビジネスマンや、妙齢のご婦人方もこぞってゲームに興じている姿をみると「ポケモンって子供のゲームじゃなかったの?」と、不思議な気持ちになります。
実際、広範囲に移動しなければクリアできないルール上、行動範囲の限られる子供にはレベルアップは難しいでしょう。
しかも、けっこうなおじ様おば様も活発に活動していて、何を隠そう、うちの旦那様も本気度バリバリです。
私も強制的にアプリをインストールさせられて、たまに付き合わされております。
けっこう「うちもなのよ~」って方も多いんじゃないでしょうか。
それほどお金がかかるわけではないし、好きにすればと放置している場合もあれば、親子夫婦、家族ぐるみで楽しんでいる人達もいます。
たかがゲームなのですが、ポケモンGOにはやっている人でなければわからない、今までとは違った楽しみ方があります。
一番大きな特徴として、外に出なければ始まらない、ということ。
一人で極めるのも良し、また、同じチーム同士で協力し合えるのも今までのゲームにない楽しみ方だと思います。
昨日まで見知らぬ同士が同じチームという連帯感から、急速に親しくなれるのもこのゲームの特徴といえます。
地域差もあるでしょうが、同じチーム同士でLINEのやり取りをしたり、定期的にオフ会(飲み会)などが催されることもあります。
チーム仲間と連絡を取り合い、一緒にジムめぐりを楽しむ人たちもたくさんいます。
こうした意味でのポケモンGOは、今までになかったコミュニケーションツールとして優れた特徴を持っています。
年齢や性別を問わず、ゲームを通じてコミュニケーションが円滑になる事は非常に好ましいことですし、普段共通の話題や趣味のないご夫婦が、携帯片手にウォーキングしながら楽しむようになったら、パートナーシップの改善に一役買う効果も期待できます。
やってみなくちゃわからない、特別なコミュニケーション
ですがその反面、良からぬ交友をもくろむ輩がいないとも限らないのが欠点でもあります。
たかがゲームとはいえ、不純な交友を堂々とやるための隠れ蓑として利用しないとも限らない現状があるということ。
昼間は仕事で動けないためのに、夜のほうが目立たずに活動できるからとひっそりと深夜に徘徊している。
チームが違っても、なぜかいつも行動をともにしている人がいる。
「あの人達、いつからあんなに親しくなったの?」と、ひそひそと
噂されている人。
やろうと思えばいろんな方法で不純な活動が可能だと思います。
ポケモンGOを口実に頻繁に出歩くのが増えた事を「ゲームに興じてる程度なら問題ない」と放置するのは少々危険かもしれないと、私は仕事柄そんな穿った見方をしてしまいます。
ここで私がお伝えしたいのは、「疑ってかかれ!」という事ではなく、たかだかゲームといえどもパートナーシップ改善のための良いきっかけに利用してみるには最適なツールとなり得ること。
しかし、夫婦や家族のコミュニケーションを円滑にするツールとして効果的な反面、良からぬ交友を持つきっかけの温床にもなり得るということ。
疑うくらいなら、自分もその中へ入ってみるのもありかも
もし、あなたのパートナーがポケモンGOにはまっていて、そのことに不満を感じるようなことがあるのでしたら、少し考えてみて欲しいと思うのです。
- 「ゲームに興味がない」という理由から、はなから目の敵にしてしまっていないか。
- 興味のない人にとっては「たかだかゲームごときに」と思うかも知れませんが、それがパートナーをそちらの世界へ追いやっている要因になっていないか。
- 単にゲームをしていると見せかけて、実はそれを隠れ蓑にして不穏な行動に走ってはいないか。
煽るつもりではないですが・・・。ここらでまとめると、私も実際にかじってみたからこそ感じる、大人がハマるポケモンGOの隠された実態について語ってみました。
結婚生活や離婚に悩む人の伴走者 山咲みき