平日の夜に珍しくお出かけ。
平日の夜は、疲れてしまうので、コロナの前から基本的に予定を入れない生活なので、
休日でも、休日の前日でもない日のお出かけは本当に珍しいことでした。
そのおでかけの理由は
とっても、楽しみにしていた 読売交響楽団 特別演奏会 に行くためでした。
~静かに、熱狂を待つ~ というタイトルで、
指揮:小林研一郎さん、ヴァイオリン:三浦文彰さん
プログラム:モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調<トルコ風>
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92
知り合いが読売交響楽団で演奏している縁もあって、行ってきました。
はじめにお伝えしておくと、音楽を聴きに行くのは好きなのですが、楽譜を読めないほど、音楽音痴です。
でも、とっても感動したので、書かせてください。
クラシックよく知らなくても、こんな風に楽しむこともできるのね、って温かい目で見守っていただけると幸いです。
本題に入る前に。
コロナ対策について
演奏会ではしっかり対策されていました。コロナで、舞台=不要不急、ダメ!
って、ならいよう、共存できるといいなと思います。
①マスクを着用されていない方は入場できません。
②入場口での手のアルコール消毒必須
チケットを破るのは、自分自身
③客席が1人ずつ間隔をあけられている。
④演奏者も、舞台上に出てきて、演奏直前までマスク。
指揮者はずっとマスク着用。
⑤トイレに並ぶときは1メートル間隔厳守
⑥演奏者との楽屋口等での面会お断り
⑦ブラボー!の声禁止、演奏が終わった後は時差退出
ざっとこんな感じでした。
③の席の間隔があいているの、演奏者が舞台から見たらさ寂しいかもしれませんが、聴く人にとっては、とてもゆったりできて、良かったです。
音楽を聴きながら、ちょっと体を揺らしても迷惑にならないので、存分に音楽を感じられました。
⑦は少し寂しいですね。かわりに、思いっきり拍手してきました!!!
対策いっぱいして、コロナに負けないで、「舞台」がこれからも続くことを心より祈っています。
さて、本題です。
今回のプログラムはどちらの曲もとても有名。クラシック全然知らない私でも
知ってる!ってなる曲でした。やっぱり聴いたことある曲だと、コンサートって本当に楽しくなります。
1曲目は、ヴァイオリ二スト 三浦文彰さんがゲストで、ソロを演奏されたのですが、
すごく若くてびっくり。
演奏会のパンフレットより引用
2009年に世界最難関ともいわれるハノーファー国際ンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。
えっと、今27歳!!!27歳ですよ!
演奏も若さを感じました。ソロヴァイオリンの音色の響き、オーケストラの音とのハーモニーが素晴らしかったです。
2曲目は、わかりやすく言うと、のだめの曲です!アニメやドラマ、映画を見ていたいので、すごくなじみのある曲だったので、演奏の(このメンバーでの演奏の)特徴のようなものがわかって、とても面白かったです。
演奏する人、指揮する人でこうも変わるものなのですね。鳥肌ものでした。
ちなみに、のだめ=のだめカンタービレ という漫画が原作です。
ドラマ&映画は 上野樹里と玉木宏が主演でのコミカルなお話で、クラシックがよくわからなくても楽しめます。
話を戻して。
指揮者の小林研一郎さんは80歳。昨日初めて知った方なのですが(有名なのに!知らなくてすみません。)、年齢を感じさせない、パワフルな指揮をされる方です。1曲目は、ソロの三浦さんが近くにいたので、動きが小さかったのですが、
2曲目は全身で指揮されていました。
指揮の中で、客席を振り返って指をさすような動きをすることがあって。
一番盛り上がる、音が大きく、華やかに膨らんでいくのがわかって、思わず涙がでるほどの感動でした。
ああ、今日出会えてよかった。聴けてよかったと、感謝の気持ちがあふれてきました。
席が前の方の端っこだったので、小林さんの表情まで見える席だったんです。
80歳、とても体が細いのに、エネルギッシュで、そのパワーが直に伝わってきました。目が釘付けでした。
今まで、指揮者の方に注目することはなかったのですが、小林研一郎さんのファンになってしまいました
最後の挨拶で、小林さんが(もちろんマスクをしたまま)「コロナの影響で45回のコンサートが流れて、やっと舞台に立てた。80歳記念コンサートもなかった。」
とおっしゃっていて。今日見れたこと、演奏会が開かれたことが本当に嬉しくて、またうるっときてしまいました。
とてもチャーミングな人柄に、最後にますます好きになってしまいました。
他にも素敵な方がいて。コンサートマスターの女性の方はさらさらの髪で長身で、見た目も美しくて、かっこよかったです。
第1ヴァイオリンのセカンドの方も、個性的な雰囲気でいい意味で気になりました。
↑気になったのですが、今回、パンフレットが簡易的なもので、出演者情報がなく、お名前はわからずじまいでした。ちょっと残念。
第2ヴァイオリンの首席奏者の方は、瀧村依里さん ファンです
2005年第3回東京音楽コンクール第1位、08年第77回日本音楽コンクール第1位。平成25年度神戸市文化奨励賞、平成26年度坂井時忠音楽賞受賞。などなど。
演奏の腕前もすごいのですが、お人柄が… 天使!!!
ばりばり、いろんなところで演奏活動されているのですが、
子供も好きで、お子さんの音楽教育的なコンサート(語彙が少なくてうまく表現できないですが)
の活動にも積極的です。
そして、発信頻度は高くないのですが、twitterでの発信が、ほんわかしていて、
心の温かさがにじみ出ているんです。だから、演奏も素敵なんだと思います。
よかったら、のぞいて見てください。
そんな素敵な人達の、素敵な演奏で最高の時間はあっという間でした。
私はもちろん大興奮だったのですが、旦那もとても感動したらしく、二人で「本当に素敵だった」「いい夜だったね」が止まら。
そんな余韻に浸りたくて、近くでお茶をして帰りました。
初めての、スターバックス リザーブ でした。
スターバックス リザーブとは?スターバックス公式HPからの引用
個性豊かで質が高く、非常に少量しか手に入らないコーヒー豆を「スターバックス リザーブ®」として、世界でも限定された店舗でお届けしています。お取扱いの店舗では、このコーヒー豆を販売するとともに店舗でも味わうことができ、ご注文ごとに挽いて選りすぐりの器具で一杯ずつ抽出いたします。
とのことで、ラテとか、フラペチーノとか、無いんです!
ラテ好きな私としては衝撃
メニューにあるのは、コーヒーが10種類ほど。豆の特徴が書いてあるのみ。
豆を選んで、
ホットかアイスか選んで、
コーヒーの淹れ方を
- サイフォン(椿屋珈琲店の形式ですね。)
- クローバー(エスプレッソマシンみたいな機械)
- プアオーバー(猿田彦とか、ブルーボトルコーヒーと同じ形式?)
- コーヒープレス(お紅茶入れるみたいなやつですね)から選ぶ形式です。)
の4つから選びます。
(淹れ方は、お店によって、種類が少なかったり多かったりするそうです。)
純粋にコーヒー本来の味を楽しめるとのことで、クローバーで淹れてもらいました。
店内も、おしゃれ。売っているコーヒー豆のパッケージがおしゃれで、かわいかったです。
お店の雰囲気もさることながら、店員のお兄さんの接客が素晴らしくて
初めてで何を選んだらいいか全くわからない私に、コーヒー豆の解説や、実際に豆を挽いて
香りを試させてくれたり。
自然に、私たちの会話を盛り上げてくれて、その後は自然に2人にしてくれて。
とっても居心地が良かったです。
おすすめです
コンサート&スターバックスリザーブ
で、とっても素敵な1日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。