659.サッカー日本代表 森保一監督から感じた「アナログ」と「デジタル」のバランスと「愛」 | グランマ&コーチyokoの『素直が一番』

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長年、塾の指導者、主任児童委員(子ども専門民生委員)、ママの専門コーチとして、
又、私自身も3人の息子の母として、子育て中のママ達を応援して来ました。
アラ古希の今、仕事を卒業して、一人のグランマさんとしての思いを、気ままにおしゃべりしていきます(^^)

皆さま

 

こんにちは。

 

「グランマyokoこと東郷洋子」です(^^)

 

今日も、自分の心の徒然なるままに書いていきたいと思います。
読んで頂けたら嬉しいですニコニコ

 

 

前回のこちらのブログの続きです。

 

 

今回のWBC 日本代表の初戦の始球式に現れたのが、
サッカー日本代表 森保一監督でした。

(画像は全て、自宅テレビ録画画面をスマフォで撮影したものです)

 

 

その森保一監督が、3月10日のテレビ東京 【ワールドビジネスサテライト】という番組に出演されました。

 

WBS(ワールドビジネスサテライト):テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

 

その時のテーマが「Z世代を生かす組織論」

 

 

番組内では時間を取って、色々な視点からインタビューされていましたが、

今日のブログでは、全てを時系列にシェアするのではなく、

グランマyoko的勝手解釈で🙏

こんな風にまとめてみます。

 

 

それは…

 

「アナログ」と「デジタル」のバランス

 

使用する機器ばかりでなく、土台に流れる「在り方」も、

このバランスを森保監督から感じました。

 

 

さて、森保監督と言えば、試合中にノートを付ける姿が印象的です。

 

 

 

 

森保監督~

「主には、日頃のミーティングで共有することだったり、

試合前の選手に対するミーティングの時に何を話すかであったり、
試合中に前半に起こったことを書いて、ハーフタイムに選手達に修正点を伝える為のメモ。
試合が終わった後に、どういう気持ちだったかということを走り書きしています。

例えば、最後に勝てずに終わってしまったんですけど、
選手達がやってくれたことに、日本に不可能はないということをすごく感じさせてもらったので、

選手達からもらったことを書きました。」

 

 

そして、ノートを愛用する一方で、森保監督が活用しているのがデジタル技術です。

 



戦術的な練習の際に高く飛ばし定点で撮影
上空からの映像を見ることで、

選手同士の距離や相手との距離を正確に把握することが出来るそうです。

 

日本サッカー協会寺門大輔さん~
「ハードワークをしている選手を見逃さないし、
ボールから離れていても、チームの為に動いている選手の評価をしていくところも、
森保監督はすごく大事にされています。」

そして、コンディションをアプリで管理
コンディションを見える化
データを活用したチーム強化に役立てています。

 

 



目指すところはワールドカップ優勝
届く為に、あらゆる手段を使って強化していくことが森保監督の方針だそうです。

 

キャスター〜
「アナログのノートとデジタルの使い分けは、どういうものがあるのでしょうか?」

森保さん〜
「デジタルの場合は色々なデータが出てきますので、

対戦相手に自分達が勝つ為に、

どういうところをポイントとして戦術戦略を練っていけば良いかと言うところを使いますし、
 

アナログ(ノート)のは、感情等自分の主観の部分を書いて、
又、デジタルのデータと照らし合わせて、
主観がどれほどデータに反映されているかというところの整合性を取る為に両方使っています。」

 

 

そして、このような活動にはとてもお金が掛かります。

そうしたビジネス的な視点においても、

経済界に向けてお願いされていました。


森保さん〜
「我々の活動にはお金が掛かりますし、
強い相手と戦える、そして戦える場所を提供して頂く事をお願いできればと思います。
 

我々がやっている活動をもってスポーツがサッカーが社会に貢献出きるということ。
夢や希望、元気や勇気、根気といった日常生活に反映して使って頂けるようなことを、

効果として考えて頂けると嬉しいと思います。」

 

 

又、組織論という視点から

 

キャスター〜
「改めて、Z世代をまとめる為に、

どのような組織論が必要かということを伺っているのですが、
個性 強いですよね。そこから学ぶとおっしゃっていましたが」

森保さん〜
「とても強いですね。でも、本当に頼もしいです。
彼らは世界の舞台で戦っていますし、
日常から情報を得ながらも生活しているので、
目線が世界と同じだということは本当に活かしていかなければならない。
選手達も自信をもっているんですけど…」

 


 

 

森保監督〜

「以前は堂安は、
1対11でも俺は相手にかかってこい!
俺は勝ってやると言っていたんですけど、
 

でも、何処かで色々な経験をしながら、

自信をもっている子が、スペイン、ドイツと戦った時に、
登録選手26人で日本は戦っていると、
相手はピッチ上の11人で戦っているということを経験の中で、

 

彼は又、メンタルが変わってきて、
26人対11人でチームで勝っているから日本は強いんだ!

ということを言ってくれたのが
個の強さと周りと協力してやっていき、勝っていくということが必要なんだということを、

経験で学んでくれていることが本当に嬉しいなと思います。」

 

 

そう嬉しそうに語る森保監督の表情や言葉から、

いえ、姿全体から、選手達への愛を感じました。



キャスター〜
「監督としてチームをまとめる上で一番大事にしているところ、

よく選手をご覧になっていると聞きますが」

森保監督〜   
「まずは、目標をはっきりするということは大切だと思いますが、
でも、やってくれるのは選手で、選手の日常がどういう行動をしているか、

どういうプロセスを踏んで努力をしてくれているかということを見てあげて、
チームの戦い方の中に個々の良さを活かしてあげる。

ということをしていきないなと思ってこれまでやってきました。

 

彼らが思い切って自分達の発想を活かせるような環境作りをしていきたい。」

 

 

ブログの最後に、組織において最も大切なことを

 

上司とも言える「日本サッカー協会 田嶋会長」の言葉と、

部下とも言える「代表チーム正ゴールキーパー 権田修一選手」の言葉で締めくくりたいと思います。

 


日本サッカー協会 田嶋会長の言葉~

「彼の謙虚さ、人を大切にする気持ちがあったから昨年の成績になった」

 



 

代表チーム正ゴールキーパー 権田修一選手の言葉~
「戦術的にいろいろ要求できることもあるかもしれないですけど、

人間性が監督には大事なんだということを

森保さんと一緒に仕事をしてより思いましたし、
 

森保さんがもし企業の社長になったら
多分、従業員は皆、『こうやったら会社は良くなると思います』

というのが各々できて、個性がすごく生きる会社になるのではという気がします。」

 

 

 

 

番組全体を拝見して、

森保さんは監督に「なるべくしてなっている」

時代に求められている方だなあと感じました。

 

それは、「アナログ」と「デジタル」のバランスであり、

根底に「愛」があるからだと思いました。


 

 

番組を観ていても、こうしてブログを書いていても

暖かな気持ちになりました。

 

ありがとうございます。

 

 

今日も読んで頂いてありがとうございます。

 

また次回のブログでお会い出来たら嬉しいです(^^)