手をあげてみんなで渡ろう更年期!
更年期を一緒に知ってみんなで話そう
だぶるれいんぼー🌈のよっしーです
「身体の不調を感じていたので
年齢的にも更年期かどうか
知りたくて
婦人科受診をしたけど
血液検査をしてもらえなかったの」
という話について前回ふれました
知り合いから
更年期の症状で婦人科を受診して
血液検査をして治療をはじめたら
体調がよくなったよ
という話を聞いたら
自分も今の症状が少しでも良くなるように
婦人科で血液検査をしてもらって
治療をはじめたい!
と思いますよね
そう思って婦人科に行ったのに
血液検査をしてもらえなかったら
あれ?なんで?
って思いますよね
そこで、私も色々と調べたり
様々な方から聞いた話から
もしかしたら、こうなんじゃないかな?
と考えられることを
お伝えしたいと思います
(実際はその先生方の判断ですので、あくまでも考えられること。として読んでくださいね)
その病院が更年期外来などで
更年期を専門に診れる場合
様々なことから判断して
血液検査をしなかったかもしれません
いくつかの理由が考えられますが
まず、更年期で血液検査をする目的は
女性ホルモンの数値が
どのような状態にあるかを知るためです
じぁあ、女性ホルモンの数値を
測ってよ〜と思いますが
実は、更年期の症状があっても
血液検査では女性ホルモンの数値は
正常値をとることがあるそうです
更年期は閉経の前後5年ずつ
合わせて10年間を定義しています
しかし、以前も少しお話ししたのですが
じゃあ、その10年間
どの時期でホルモン値(エストロゲン)を
測ったとしても
全部低値を示すのか?というと
実はそうではないのです
ホルモンも滑り台の様に
一律に下がっているわけではなく
波の様に上下に揺らぎながら
下がっていきます
(この揺らぎに私たちは翻弄されて
更年期の症状が現れるとか、、、)
1回目測定した数値より
2回目に測定の方が
エストロゲン値が多かった
ということもあるということですね
そして、そもそも女性ホルモンは
日常的に上下しています
その影響で月経をおこすのですが
そういう意味でも
月経サイクルの時期によって
ホルモンの数値は上下します
女性ホルモンエストロゲンの量は
月経周期で次のように変化します
エストロゲンの量(E2pg/ml)
卵胞期前期 20~30
卵胞期後期 25~350
排卵期 50~550
黄体期 45~300
このエストロゲン値が20以下
もう一つのホルモンの
FSH(卵胞刺激ホルモン)が
40mIU/mL以上
で閉経ですねとなります
ホルモン補充療法は
エストロゲン値が
20から50ぐらいのレベルになるように
追加するそうです
※FSHについてはややこしいので
今回はお話は省略します
こちらのブログで
数値についてふれていますので
興味のある方は参考にしてくださいね
ということで長くなりましたが
更年期になったらどの時期でも
このエストロゲンの数値がさがって
明らかに更年期ですね
と診断できればいいのですが
更年期の入り口付近では
数値に変化が現れないことがあります
そのため医師は
血液検査をして
明らかな数値の低下がなくても
月経の周期の状態や
卵巣の状態、その他の症状の状態
他の病気がないこと
年齢、出産歴、既往歴などなどを
総合的に判断して
この症状は更年期によるものですね
ということで治療をはじめるとのこと
そういう意味では
月経周期や問診票
症状の種類や卵巣の状態など
現在の様子を見て
血液検査をする必要がない
(おそらくエストロゲンの数値は低くない)
と判断する先生もいらっしゃると思います
検査も無料ではありませんので
ある意味、親切な先生だった
ということも考えられますね
また、更年期の症状には
甲状腺の病気とよく似た症状があるため
甲状腺に異常がないかを調べるために
甲状腺の数値を測ることがあります
その確認も含めて
血液検査をすることがありますが
症状に甲状腺疾患との
かぶりがなければ
する必要はないですね
ということになります
疑問があったら
ぜひ医師に質問してみてくださいね
そしてそのうえで
もし、血液検査をして欲しい場合は
そのことをはっきり伝えていいと思います
「今の状態を
今後のためにも知っておきたい」
ということを話せば
検査してもらえると思います
(検査結果は後日の場合がありますので
話の中でこの先生は相性が悪いかな、、、
と思えばやめるのも選択肢ではありますが、、、)
他にも考えられる理由がありますが
長くなりそうなので
次回お話したいと思います