今週は、いつもにも増して仕事が立て込んでしまってる。
そして、今週末で終わる「北斎と広重」展。
後期が始まってからも、なかなか行けず。
前期は、すんなり入れたのに、後期になってから振られてばかり。
昨日の木曜。
ナイトミュージアムで、最後のチャンス。
仕事をなんとか、やりくりして、行ってきました。
混んでた〜。
でも良かった。
また、写真を何点か撮ったから、時間がある時に前期後期交えて、整理して記録に残しておきたい。
今日のところは、後期の中からお気に入りを数点。
『東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪』。
歌川広重の作品ですが、広重ブルーが使われてない。
モノトーンの世界が、雪がしんしんと降る静かさをさらに強調してます。
『冨嶽三十六景 深川万年橋下』。
もちろん葛飾北斎作。
富士山、めっちゃ小さいけど。
写真を拡大したら見えますが、橋の下ね。
そして、同じ万年橋と富士山も広重が描くとこうなります。
『名所江戸百景 深川万年橋』。
万年橋で亀が手桶に吊るされて売られていたんだけど、その亀の目線で描いてる。
良いなぁ、この大胆な構図。
亀は「万年」と「万年橋」もかけてるし。
私はやっぱり、広重の方が好き。
あ、赤富士こと『冨嶽三十六景 凱風快晴』もありましたよ。
あー、堪能したわ。
次は、夏の『広重ー摺の極ー』だな。