今週のマーケットは、米国経済指標が売り材料とならなかったことで世界景気の腰折れ回避との見方から欧米株最高値となり中国ロシアの最大接近から資源高となりました。この間、日本株はやや蚊帳の外となり売買代金も減少しつつあったことが目につきました。
 
金融市場ではVIX指数が11台まで低下しています。1DAYOPがはびこる中でVIX指数は機能しないかもしれませんが、目安として楽観がピークになっていることは事実でしょう。
そのうち上げることにはなると思えますし、VIXを売ろうとは思えない位置です。
青がVIXオレンジが日経VIです。
VIXが低下して日経VIが上昇した時はありますが、VIXが上昇して日経VIが低下した時はありません。
週末の指数騰落率です。
食品は下げていますが工業品は急騰しています。また、中国が出直りつつあることがわかります。
日本株は年初からの3カ月で日経平均中心に上げすぎた反動が続いており、ここからが欧米株についていくかどうかのタイミングと考えられます。
コロナ以降は、あらゆる要素が絡み合って明確なロジックがありませんが少なくともVIXが11台にあるところでは一定の警戒は必要な局面と思われますし、ロシアと中国が大接近する中では中国の逆襲がいつあってもおかしくありません。
 
よって。個人的にはいままでどおり日経平均の38915円のハイアンドローで強弱を判断してポジションを作る予定です。
もちろん、エヌビディア決算がありますので一過性であっても大きく動きそうですからロングストラドルも作る予定です。

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