今週のマーケットは、主要企業の決算で明暗が分かれる中全体的には米国株の再騰によって堅調な展開で終えています。この間、金利上昇傾向は変わらずでしたが為替介入によって160円台まで進んだ円安が巻き戻されて終えています。

 

ドル円週足チャートです。

今のところ、介入がはいいても綺麗に下値支持ラインまで調整しただけの動きです。

よって、ある程度のトレンド転換に向かうかは来週以降の動き次第です。均衡表では遅行スパンが実体を下回るには再来週が重要で下方には切り上がるクモが控えています。

いずれにせよ、全産業想定為替レートは145円近辺でありそれ以下にまではする気はないと考えられ想定為替レートを下回らないと日本株全体に与える影響は大きくはありません。

 

しかし、為替の影響を受ける一部の値嵩株によってかさ上げされた日本株はNT倍率が最高値となりその一部の値嵩株が今後も大きく影響します。

NT倍率月足チャートです。

過去2回ともNT倍率が天井打ちすると翌月は大陰線になっています。

 

今月に同じくNT倍率が大陰線となるかは為替動向にかかってくるものと考えられます。

 

また、その一部の値嵩株の代表の一つ6857の決算が発表されました。

今期の売り上げ予測が25.8%増の1兆4200億円、最終利益予想は同24.0%増の4655億円。前期に続き過去最高益の更新を計画。主力の半導体テスターで、AI関連向けを中心に売り上げの伸長を想定。高性能DRAM向けの販売拡大も見込む。となっています。

この利益率は驚異的であり売り上げの伸びも十二分と言えます。

問題は売り上げの内容です。

 

6857の海外売上比率は 98.3%

であることです。(ここでは他の企業と比較する話ではありません)

以下は、6857の事業リスクの一つである為替変動の欄です。

 

発生可能性と影響度は会社も認識している中で、ほぼ100%が海外売上ですから影響がないわけがありません。

 

つまり、日経平均に大きく影響して高値まで引っ張ってきた代表格はもはや日本企業ではないに等しいわけです。

既に分かっていることであり、今更ですが海外=米国=S&P とドル円が日本株ぬ水準を決めると言ってきたことが

非常に分かりやすいと思います。

 

となれば、今後も日本株は米国株と為替次第であり介入効果でセルインメイのタイミングが5月1日であったかどうかが

決まると思われます。

 

 

 

 

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