今週のマーケットは、日経平均の急騰継続の他、ビットコインに始まり米国だけでなく世界の株価指数及び金や原油等商品も、すべての金融商品が急騰していることが際立った展開となっています。
この間、あまり動かなかったのは何かといえば、それは通貨です。
つまり、世界インフレが反映されていると考えるのが妥当であり、コロナパンデミックから現在のようなMMTが続けられていることが遂に表面化している面が強いと考えられます。
コロナパンデミック
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サプライチェーン見直しで供給不足
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MMT発動
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政府支出拡大
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大きな政府の復活
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戦争の継続
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供給不足+需要減退なし+通貨安
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世界的なインフレ定着+日本の物価を世界標準へ是正する動き
概ねこのような流れだと思います。
この流れが変わる可能性は、やはり政治体制であり今年の世界での選挙、特に米国大統領選挙が最も注目されることに
なるのは間違いありません。世界が中国を獲るか日本を獲るかにも関わってくるかもしれません。
個人的には、日経平均に関してはやはり38900円どころを基準に考えていくことは続きそうだと考えていますので、下回らない限りは大きなショートポジションは取れないので、+3σをめどに反転狙いを考えていましたがそこまではなさそうなので+2σで短期的な反転狙いを考えています。
いずれにせよ、アルゴリズムではトレンドフォローが主流でありトレンドが変わるまでは買いが続きそうです。そのトレンドにしても小さいものから大きなものまでありますから大きなものは米国大統領選挙を見据えたものになるとして、小さなものはSQで変化する可能性があると考え、来週は今のカバードコールとは別に短期売りポジションを考えています。
ダウ先物は含み損でキープしており、限月のロールも含めて追加売りを考えています。