今週のマーケットは、OPSQに向けて戻りを試す展開でしたがSQ通過後に力尽きて終えています。もはや日経平均は別物でありTOPIXは堅調なので実際の日本株は強いといった解説が見受けられるようになっています。

 

その根拠は米国金利の上昇でイールドカーブがスティープ化していることにあり日本は米国景気が良ければ日本株にフォローとなるといった経験則です。しかしながら、現在は日本経済は中国依存の比率の方が勝っておりこの見方は経験則に過ぎません。

汚くなってしまいましたがケンミレ様より、S&P500日足チャートです。5月からの上昇が同じような25MA割れのタイミングとなっています。このような近視眼的で単に二度あることは三度ある的なものは本当はサイクルとは言いませんがチャートを見ているとAIがやっているのか分かりませんが日本株と違って機械的な動きに見えます。この部分だけをもってサイクルとは実際は言いませんが間もなく25MA割れとなるように見えます。

来週末は米国株がSQですので需給が優先するのでしょうが同じような感覚で下落してもおかしくありません。

 

よって、個人的には前回ブログと同じく米国株が下落期間に信用買いの期日売りはどうなるのかといった感覚で見ています。2月高値時よりも高値からの下落過程で信用買いは積み上がっていますから高値期日を通過しても大方の信用買いは高値掴みだと思われます。

にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225ミニ先物へ
にほんブログ村