どうも、チームザイビクス隊長のnobleです。

 

お元気でしたか?ブログでしか私を見てない方は、前回から半年程ご無沙汰ですね。

 

私は、そりなりに元気な様な、元気じゃない様な…まぁ俗に言う「普通」ってやつです。

 

急にどうしてブログを?と思われるかもしれませんが、

 

 

別に、書いても書かなくてもいいんです。

 

即ち「気分」ってやつです…

 

 

…と思っていましたが、

考えてる内に

「コレ、何で今まで誰も深く触れてこなかったんだ!?ヘタしたらマトモに走れんぞ!!?」

となったので、使命感を感じつつ書かせていただきます。

 

「フェンダー干渉」についてです。

もしかすると、あなたの愛車が上手く走れなかったら、コレのせいかも…!?

 

 

 

 

1. そもそもフェンダー干渉って何?

 

大雑把に言うと、「タイヤがフェンダーに当たる事」です。

「フェンダー」を知らない人は…Google先生に聞いてください。とりあえず「ギターじゃない方ねw」とだけ言っておくかな。

まぁ、この写真みたいになる事ですね。

 

 

 

 

2. フェンダー干渉するとどうなるか

 

これはちゃんと考えれば誰でも分かる事で当たり前ではありますが、あえて説明すると、主に、

・サスがそれ以上縮まなくなる

・フロントタイヤがなった場合、ハンドルがそれ以上曲がらなくなる

・タイヤの回転の妨げになり、ブレーキロックした場合と似た動きをする

と言った弊害があります。

 

そしてその結果どうなるかと言うと、

・フロントタイヤがなった場合→コーナリング中に曲がれなくなる

・リアタイヤがなった場合→急に姿勢が崩れ、スピンしてしまう

となります。

リアタイヤがフェンダー干渉する例。この直後、盛大にスピンします。

 

つまり、前述した通り「マトモに走らんくなる」のです…!

 

 

 

 

3. どう言った時になるか

 

まず、走行中のシチュエーションとしては

・ハンドルを切ってフロントタイヤがフェンダーに近付いた時

・減速時又は加速時等、車体が大きく前後に傾く時

・コーナリング中に車体が左右に傾く時

・下り坂での急減速やバンクコーナーを曲がる時、そして山なりの起伏や段差を踏んだ時等、車体が全体的に地面に近くなる時

等があります。

 

また、セッティングやチューニングとしては

・サスの車高を下げ過ぎている

・バネ系やダンパーが柔らか過ぎる

・キャンバー角が適切で無い

・ホイールのリム幅とオフセットをワイドにしたり、又はインチアップし過ぎている

と言った場合になりやすいです。

 

 

 

 

4. 対処法

 

色々対処法はありますが、大体は

・全体的に車高を干渉しなくなるまで上げる

・ホイールのオフセットを「標準サイズ」にする

で解決できます!

ホイールを装着する時は、インチアップやリム幅、オフセットが原因でフェンダー干渉しやすくなってないか注意して設定しましょう。明らかにフェンダーち近い場合は、色々設定を変更して調節しましょう。

 

又、これらを変更すると、全体的にセッティング自体も練り直す必要があります。それらは、是非私のブログの過去の記事を参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

5. フェンダー干渉を体験してみよう!

 

「実際なるとどうなるのか体験したい…!」

という好奇心旺盛な子に、とっておきの車種があります。

 

トヨタ・スープラRZ'97です。

なんてったってこの車、純正状態にフルカスタマイズサスを装着して車高全下げにするだけで簡単に前後タイヤが干渉するという、と〜ってもオイシイ車なんですw

より分かりやすく体験したい方には、「ワイドボディ化(一度施工すると純正に戻せなくなるので注意)+ホイールリム幅ワイド+オフセットワイド」がオススメです。

 

そして、コースも超オススメなのがあります。

アルザス・ビレッジ 順走

このコース、なんとオフライン・タイムトライアルでの出走からタイム計測開始までの区間で全てのフェンダー干渉が体験できるという超・超・超便利コースなんです!!!

こんなにフェンダー干渉するのにうってつけのコースはありません!

 

では、とりあえずオフラインのタイムトライアルで走ってみましょう。

 

まず、走り始めてから最初のコーナー。

このコーナーは「下り坂+急減速+急旋回」というフェンダー干渉するにこの上無い素晴らしいコーナーです。

97年式スープラでは、主にフロントタイヤが干渉します。(たまにリアタイヤが干渉するクルマもあります。)

何も知らないと分かりにくいですが、車高最低値(90mm)と少し上げたもの(110mm)とで乗り比べてみてください。明らかに90mmの方が曲がらない上に遅いのが分かると思います。

 

そして次のコーナーを抜けた後の、緩やかな最終コーナー。

このコーナーは「前のコーナーで大きく減速している+緩やかなので曲がりつつもフル加速したくなる」という、リアタイヤの干渉により姿勢を乱しやすい要素を兼ね備えたものとなります。

 

以上で大体の事は把握できますが、そもそもアルザス・ビレッジにはコース全体を見渡しても起伏が激しく、きついバンクの中速コーナーがある等、フェンダー干渉をテストするのにうってつけなので、時間があるのならば一周走ってみるのもいいですよ。

 

 

 

6.最後に

 

フェンダー干渉についての詳しいアドバイスは、以上です。

 

どうでしたか?

 

もしあなたの愛車が上手く走れないのであれば、

もしかすると車高の下げ過ぎによるフェンダー干渉が原因かもしれませんよ?

全体的に20mm程上げてみてください。

それだけで、上手く走れるかもしれません。

 

 

 

 

 

それでは、次回、

あるいはGT7の東京エクスプレスウェイでお会いしましょう!