警視庁警察官採用二次試験 その2 | 公務員試験覚書

公務員試験覚書

実体験に基づく、公務員試験の情報を覚書程度につらつら書きます。


こんばんは。xystsanです。
前回の続きです。

二次試験は

・面接カード、調査票記入
・面接
・適性検査1(内田クレペリン検査)
・適性検査2(短文試験)
・体力検査
・身体検査

以上の内容で一日が過ぎて行きます。
前回面接まで書きましたね。

・面接カード・調査票記入

面接カードはその名の通り面接で用いるので、面接が午前中のクラスは、集合後すぐに回収になってしまいます。

私の場合、9時が集合時刻、面接カードの回収は9時20分でした。

もちろん、9時ジャストに来る人の方が少なく、それ以前から記入する時間は与えられるわけですが、

試験官の方が結構早く書くようにプレッシャーをかけてきます(笑)

受験予定の方は面接カードを素早く書けるように日々自己分析などは怠らないようにした方が良いでしょう。

とはいえ、志望動機を数行にわたって書くということもなく、
それぞれの項目は短いので余り苦労はしないでしょう。

配属先の希望も書きました。

調査票は、氏名、住所、学歴、職歴、アルバイト歴に加えて、家族、兄弟に配偶者が居るならその人も加えて、住所から勤務先の住所、役職を書きます。

しかし、両親の勤務先の住所までわかる人の方が稀でしょう。
流石に電話連絡をさせてもらえます。

この調査票は試験終了時間に提出なので、空き時間に一日かけて記入することになります。

早めに連絡がつけばすぐに記入終わりますが、そうでない人もいました。

結局時間内に記入終わらず、翌日郵送になっていたようです。

このブログをみて試験を受けようと考えた方は、事前に家族の生年月日はもちろん、

勤務先、通っている学校の住所、
働いている家族の職場での役職

などを調べておきましょう。

・適性検査1(内田クレペリン検査)

有名な適性検査です。
事務処理能力と共に性格もわかるようです。

CDの指示に従って左から右へひたすら足し算を繰り返し、「はい、次」の合図で次の行に行きます。

私は何度か受験経験あったのですが、
初めて大きなミスをしました。

裏地の線が透けていたせいもあり、
途中一行飛ばしてその先の行に移って続行してしまいました。

初めてだと結構慌てるので、
事前にどういうものか調べておくか、
できれば経験しておいて下さい。

一般企業の筆記試験でも受けることがあります。

・適性検査2(短文試験)

「今あなたが一番興味があることはなんですか」
「最近あなたの身の回りで起こったニュースを書いて下さい」

など、7.8くらいのテーマが与えられ、それに対して三行くらいの短文を書くものです。

どこを選考のポイントにしているのかはわかりません。
私は普段の論作文は常体なのですが、この短文試験は敬体で記入しました。

・体力検査

下は短パン、上裸です。

腕立て伏せ、上体起こし、バーピースクワット、反復横とび

がメインですが、
姿勢を保って試験官に体をじっくり見られるものもあります。

各検査の規定回数(何回出来れば良いか)、ボーダーラインがあるのかどうかはよく分かりませんが、

出来るに越したことは無いので、受験予定の方は筋トレに励みましょう。
緊張の中で実力を出すのは容易ではありません。

・身体検査

血液検査、尿検査、X線検査を含むものです。
大学の健康診断に血液検査を加えたものといった感じ。

異常があると再検査のハンコを押されて後日自分で医療機関に行き、再検査をしなければなりません。

また、コンタクトの人は問答無用で視力検査を後日医療機関で受けなくてはなりません。

コンタクトの方はメガネがあれば用意して、当日だけメガネにした方が良いと思います。

また、当日再検査のハンコを押されずとも、再検査に該当する可能性もあります。

私も、視力検査で再検査のハンコを押されませんでしたが、5日後に再検査のお願いが郵送されてきました。


ネットでは、
明らかに再検査の必要がある人も、面接や体力検査ではねられていれば、
わざわざ金を出させて再検査させるのも酷なので、
不合格確定者には再検査はこない、
警視庁最後の良心


なんて書き込みもありますが、
本当の所はどうなんでしょうね。


それでは、長くなりましたのでこれくらいで。