青森後半に宿泊したのは蔦温泉旅館。
源泉湧き流しと呼ばれる、ポコポコと湧き出るお湯が空気に触れることなく、湧き出る上が浴槽になっているというなんとも不思議な温泉。
大浴場は2箇所あるのだが、お宿の方いわく、微妙に泉質が違うんだとか。
ほんの数回入っただけでは私には違いがわからなかった。笑
このお湯目当てに、日帰り入浴する人がどでかい観光バスでやってくるほどの名所。
本当に行って良かったお宿になった。
1日目お夕食
一休の中で一番グレードの高いお料理のプランにしたので、1日目は「赤い宝石きんきん食べ比べ」。
きんきん🟰キンキ
前菜から青森の食材満載で嬉しくなる。
こんなに山奥まで食材を運ぶだけで大変なのに。
八戸産槍烏賊の梅水晶、十和田産虹鱒万年煮、野辺地産葉つき小蕪焼き、南部産ガーリック豚の低温蒸し、鮭と蕗の押し寿司、枝豆豆腐、ねりこみには日本北限の天然鰻!
お造り
十和田産青い森紅サーモン、平内産帆立の焼霜、陸奥湾のヒラメ。
キンキの食べ比べは塩焼き、煮付け、お椀の3種で、青森県産にこだわる脂ののった絶品キンキだった。夫が塩焼きに唸っていた。
十和田産岩魚の姿焼きと栄養満点の南部産アピオスの田楽。
岩魚の焼き加減も塩加減も絶妙で子供も秒で完食していた。
小川原湖牛サーロイン昆布シメ焼き
三沢産天然穴子白焼き、野辺地産胡瓜蛇腹あおさ寄せ
大柳農園の天寿米と桜姫鶏と蕨のつみれ汁
林檎水羊羹、蓬ういろう、青森産カシスのカステラ
よくぞこの地まで食材を運んで調理していただいたという感謝の念しかないお料理だった。
2日間テーブルを担当してくださった方もとっても感じがよくてユーモアもあって癒しだったなぁ。
朝食ブッフェ
朝食はブッフェスタイル。
と言ってもとても高品質。山奥なのでどうしても保存食メインになりがちとお宿の方はおっしゃっていたが、このラインナップは相当にクオリティ。
猪木さんはじめ、湯治を目的として連泊する方も多いからか毎日少しずつ変わるラインナップなのもすごい。
青森にきてすっかり好きになったイガメンチも。
カレーが美味しくておかわりしちゃった。
これは子供の。
天寿米というご飯が美味しくて、塩っぱいご飯のお供がたくさんあるので食べ過ぎてしまう。
これは2日目。
お盆明けの8月で2日ともお値段が違ったんだけど、1人3.5-4万円くらいは破格に感じる。
また青森に行ったら遠くてもわざわざ行きたいほど価値のあるお宿だと思った。