日本橋の三井ホールで開催中のImmersive Museum。
イマーシヴとは没入という意味。没入型のデジタルアートミュージアム。
所沢でゴッホが見た世界のデジタルアートも開催しているので最近のトレンドとも言える。
会場は一箇所。四方がスクリーンになっていて映像が映し出される。
モネの日の出から始まり、画家たちがアトリエを飛び出して街で行き交う人にまじる視点、画家が見ている世界に没頭できる。
絵画をデジタルにすることで色の細かい構成を感じるので色が好きな人に興味深い世界。
もしかすると名画ファンや美術マニアの方からすると邪道と取られるのかもしれないけど、新しい鑑賞方法としてありだと思うけどな。
デジタルアートの可能性と、くつろぎながら寝転がって没入できるので面白いと思う。
点描の中には複雑にいろいろな色が混ざり合っているのがわかる。
涼しいので涼を取るのが目的でもいいし、子連れで行けるので子供にはアートに興味を持つ何かの刺激になるかも。
ただし音が大きいので、聴覚に敏感な子はやめた方が良い。
50分ほどで一周する映像だけど、ずっといてもいいし、途中で抜けてもOK。
最後に飾ってあるモネの絵には仕掛けがあり
トリックアートのようになっている。