当たり前の日常はあっけなく終わりを迎えた。
慌ただしく、出ていくための準備に追われ、部屋を空にするために、ここにいた痕跡を消した。
物がない部屋にいるとなんとも言えない気持ちになった。そして・・
心残りが無いように、20年近く会えていなかった友達と再会した。ありがとう。またいつか会えるといいな。
ミニは一時的にコバさんに預けて、GWに回収することにした。
ここに戻る理由が欲しかっただけだけど・・
それにしても、この場所で暮らした3年は本当にかけがえのない日々だった。苦しいことも楽しいことも全ていい思い出でしかない。
そして・・
大量の荷物は使われていないばあちゃん家に置かれることになった。
GWを終えて、
ミニも引き上げてきた。
この場所を第二の城とすべく、ぼちぼち活動を始めることとする。
まずは朽ちた壁に漆喰を塗ってみた。
こうして見るとたしかにボロいけど少し可能性は感じる。
自分の荷物をこの場所に置いて、週末を過ごすことが出来る空間に出来たらいいなと思う。
本当に少しずつだけど、前に進んでいこう。
この生活が始まったとき。たくさんの人の頑張れやありがとうに支えられて一人であるこを受け入れた。ここに長居するつもりはなく、ここに自分の大切を見いだせるかもわからなかった。ただひたすらに、感情的に自分であること、そして自分を殺すこと、たくさんの瞬間が訪れた。そして大切を見つけた。ありがとうと言える人たちに囲まれた。
好きなものも増えた。いつしかここが心地よい場所に変わっていった。そうなればなるほどにどこかで終わりを感じていた。それを想像してはかき消すように毎日を過ごしてきた。そしてこの春に俺はここを去ることになった。無責任にも俺は居なくなる。
終わってみれば夢みたいな時間だった。こんな俺を色んな場所へ連れていき、色んな経験をさせてくれる会社。そういうふうに思えば感謝しかない。いつもいつもぐちゃぐちゃになった場所を押し付けやがってと言えば俺に対する感謝が足りないんじゃないかとも思う。でもどっちでもいい。楽しかったな・・あと少しだけど後悔のないように頑張ろう。そして帰ったら全力で遊ぼう。もう我慢するのとかやめよう。自分らしく生きよう。
ちょっと前にヤフオクに初めて買ったギターと同じものが出ていた。買おうか迷ったけど、確実に弾かないし、弾かないものに出す金額にしちゃぁ高い気がすると見送ると別の人が落としていました。そのギターとは別だけでど、同じブランドのレスポールカスタムがジャンクでハードオフに出ています。同じような値段ならこっちがいいな~と買うつもりなく弾いてみると予想外にめちゃめちゃ鳴る。会社にぶら下げておいてたまに弾いたり、部品交換して遊ぼうと購入してみました。
ちょっとボディが薄くていい感じ。ゴールドパーツの褪せかたや、バインディングの焼けも本物みたいでいい☆早速コントロールノブをハットタイプに交換するも、オリジナルは4つとも割れてしまいました。それでも気にすることなく好きなように触れるのはいい◎会社にずっと置いておく予定だけど・・・弾いていていて一番気持ちいのはこれかも知れない・・・。高いギターが良いのはその金額分の上乗せ感があるようにも思う。なんでもないブランドのギターでも、昔はそこそこ真剣に作られて、材質も良いものが使われていることが多い。ていうか、機械加工も簡単ではなかったし、木材も沢山あった時代だからそういうことにしかならなかったのだろう。更に経年変化で痩せた塗装からなる枯れた音は古いギターならでは。なんだってそうだけど、ネームバリューや見栄を張ることがなければ選択肢も増えてくるはず。でも先にこれを買っていたらきっと本物が欲しくなっただろうな。本物を買ったから、その後にこれを手にしたからこそ分かることなんだろうな。
ついにというかなんというか・・・
誰しも経験するであろう流行りの病にようやく感染した。そもそも行動範囲が狭いので今までくらったことは一度もなかったが、一般的な風邪程度に認知度が下がったとはいえ、感染した症状に変わりはなく、言われているような症状がだいたい一週間ほど続いた。その後もスッキリすることなく一週間ほど過ごし、今もなんだか疲れやすいような状態にある。自分の場合は嗅覚が弱くなり、匂いをあまり感じなくなった。熱が出て後半は、鼻の奥が結構痛かったのもあって、そんな感じの症状が出た。
まぁ・・しかし病気になって何かしてもらう訳ではなくても、毎日心配してくれる人がいるだけでも気持ち的にだいぶ違う。発熱する直前まで一緒に遊んでいたいつもの仲間からは大丈夫との連絡を受けていたが、久しぶりに昨日顔を見ると明らかにおかしかった笑 本人は軽い風邪だと言っていたが、うつしてしまっていたんじゃないか心配になった。「病は気から」だと笑っていたが、ちょっと心配だな・・・。
別にすることがあるから行くわけじゃなく、行くところがない俺を毎回無条件に招き入れてくれるこの場所。ここに居ると仲間が集まり、意味のない造形物を訳も分からず造る作業がある。その作業に求めるものは単純に美しさ、カッコよさしかない。あるもので、出来る範囲で何かを作り、着地しようとすることは自分もそうすることが多い。でもここにいると諦めなくてもいい。ゆっくり流れるはずの時間があっという間に毎回過ぎ、気が付くと暗くなる。あと何回ここに来れるのだろうか・・・ふと寂しくなる時がある。
快晴☆クーラーは取り付け後も絶好調！取り付けが終わってなんだか寂しさも感じますが、乗るのが本当に楽しくなった。そして仕事面にも良い変化が起こった。今年に入り、もうこれ以上は出せないと思っていた退職者が3名続いたが、最近になって1名の優秀な仲間を迎え入れることが出来た。この結果は・・偶然でも何でもない。全力で遊び、自身の行動範囲を広げることで、自分の仲間を自分で見つけることが出来た。
いつもそうだが・・うまくいかない時は焦るし、根拠のない思い付きの行動は空回りにしかならない。それでも何かせずにはいられないから無駄と知りながら動くことを止めない。その時を待つことを正しく判断出来て行えれば、きっともっとラクなんだろうけど、自分にはそんな能力はないようだ。でも不思議と願えば叶う。それはどんな時もそうだった。
欲しかったものが巡ってくるのもその一つ。この先きっとこれを見るたびにあの人が笑う顔を思い出す。いつか遠く離れてもずっと近くで気持ちごと暖めてくれるはず。だからずっと大切にしよう。 俺も同じように少しでいいから俺の痕跡を残していこう。何を置いてきたとか、きっと物なんか忘れてしまうだろうけど、一つくらい思い出してもらえるものがあるならいいなぁ。
昨日、クーラー取付動画の3つ目が上がった。現実では9月の最終日曜日に完成となったけど、観てる人は完成が11月になるんだろうな笑 一旦完成したものの、納得いかないガレージの主様はずーーーーーーーっと風量の弱さに悩んでおられました。たしかに風は弱かったものの、出てくる風の温度が尋常じゃなく冷たく（5℃）自分的には快適に思っていたのですが、ひょっとしたらエバポをバラした際に、ブロアの取り付けを逆にしているのかも？？という意見が飛び出し、ブロアファンの方向を変えてみると、強風が笑 この日も一日ワイワイ言いながら過ぎたものの、一切の撮影はありませんでした。
そして昨日
またもや撮影をしないままに、ひたすら大きさを詰めたウオッシャータンクを粉だらけになりながら削る男。笑 今回のクーラー取付で、色んな箇所の変更を余儀なくなれたのですが、そこはぼちぼち自分でやろうと作業を進めていたのですが、いつまでも車が散かっていたのではかわいそうだと、いつものように撮影などそっちのけで全力で遊んでもらいました◎
これは購入当初のメーターパネルの状態。写真では分かりにくいのですが、張られている合皮はベタベタになっていて、今回の作業中にボロボロに表面が剥がれました。今回はパネルにスピーカーを取り付けないので、全面的に作り替えることとします☆
アクリルとアルミの合板を見つけたので、ボードの大きさにカットして、穴はサークルカッターとかいう木工用の工具を購入して、開けてみました。土曜日に会社でコツコツ作業をして、翌日はさすがに他の撮影のお手伝いでもしないとなぁと思いきや、
一気に完成するところまで付き合ってもらいました。自分はいいタイミングで人と繋がり、関わり合いを持つことで色んな経験や体験をさせてもらう機会が多いと思います。そんな時間を共有していると、画面を通して見えるものなんか、本当にほんの一部でしかなく、それだけの情報量で何かを判断することは出来ないということをあらためて感じますし、見えていない苦労と努力の先にしか結果などないのだと本当に思います。
なんか・・・恵まれているなと本当に思います。ありがとう
車はカッコイイのだが、面白いのだが・・
腰にくる。ノークッションなヘタったコルビューは思ったよりも腰に悪いのが悩みの種でした。カッコイイシートはないかなぁ~と検索するも、たまたまyoutubeで見かけたシートのメーカーが分かりません。なんとかメーカーに辿り着くも、シートが1脚7~8万円します。ヤフオクに中古でも出ていないか検索すると、新品で激安出品されています！！これを逃すと定価購入しかないので、ここは意地でも勝ちに行きます。当然2脚で1脚ちょい位の予算で。
無事落札☆コブラシートのレールにボルトオンらしいので安心していたのですが、こいつがまた全く合わない汗
結局いつものようにガレージの主様に助けて頂き、なんとか取り付けが完了しています。
「オフレコで」撮影しない時はそのような感じで始まるのですが、正直、オフレコ時間の方が当然長いのです。撮影をするために遊んでいる訳でもなく、じゃあ撮影しましょうとなる前にも、あーだこーだと話している時間があります。映っている内容には多くの背景が存在します。しかし、その一つ一つを説明することはありません。必要がないから。
誰がくれたとか、誰の物だとかそんなことは関係ない。渡す側がそこに拘る場合は別かも知れませんが、そこに拘るような人はここには居ないから。
世の中には自分の物差しでは測れないものが存在します。だからこそ魅力的であり、人を引き付けるのだとあらためて感じます。
暑い。めちゃめちゃ暑い。
ところがだ、ミニに乗っているとそうでもないのはなぜだ？たしかに暑いししんどい。でもバイク感覚で乗っていると風が心地よく、楽しくも感じる。
しかし！暑いもんは暑い！！やせ我慢はよくないし、結局億劫になることで使用頻度は下がってしまう。これは買った意味もないのでいつも通りにガレージの主様にお手伝い頂き、クーラー取付を実行する（予定外に）
この人との休日は、切り取られて公開されたものはほんの一部でしかない。どこまでも無邪気でめんどくさいを面白がるこの人の拘りは、通りたい近道と通りたくない近道がある。お互いに普通の暮らしが出来るくらいの余裕はある。だから無理のない範囲で買えばすんなり着地できることも多い。しかし、安易に完成されたものを付けるのではなく、工夫や苦労をしながらあえて乗り越えようとする作業は本当に面白く、そしてとてつもなく疲れる笑 本当に遊び疲れて寝てしまうくらい全力で遊んでいる。
今回は第一段階として30％ほど登って下山した。次回またどこまで登るのかは決めてもいないが、とりあえず朽ち果てたトラクターから部品を奪うという方法が面白すぎた。出来ればほぼあのトラクターからの移植で完成してほしかったが、そうもいかない。それにしても、エアコン取付作業ではあるけど、ある程度分解していく過程は今後自分で触る時の予備知識にもなるしとても有難かった。思ったよりも単純な構造でコンパクトなこの車も、バイクのように実車のプラモデル感覚で遊べそうです。
ふと考えてみた。バンドがなくなってギターを弾かなくなり、バイクに乗り出したのが33歳。大きな事故で死にかけたのが34歳。そこからこのブログを書き始めて16年。あんなに一緒に笑った奴らとも会わなくなって16年。気が付けば来年50歳になる。その間に本当に色んな経験をさせてもらい、今も一人群馬で頑張る毎日。京都に居る頃は遊んでしまうことで遅れを取ってしまうような感覚があって、土曜も日曜も会社に居た。何もなくてもただ考える場所として会社にいて、月曜からまた走るという生活だった。
笑えないほどではないけどこの16年で色々失ったし、全部取り戻すことは出来ない。でも前に進むことは生きている限り出来る。なら前に進もう。進んだ先でいつも迎えてくれる沢山の素晴らしい人達。俺と行くことを選んでくれた遠くの友達と前に進もう。そして時間をもっと豊かなものに変えていこう。
人が選ぶ道具や物は人を映す鏡だ。それを見ればどのような拘りを持った人なのかを想像させられる。どんなに完成されたもの手に入れても、持ち主次第でとてつもなくカッコ悪くもなるし、当然逆もある。手に入れた古くて新しいこれはきっとまた時間を豊かに変えてくれるだろう。少なくとも俺を無条件で笑わせてくれる。
