当たり前の日常はあっけなく終わりを迎えた。

 

 

慌ただしく、出ていくための準備に追われ、部屋を空にするために、ここにいた痕跡を消した。

 

 

物がない部屋にいるとなんとも言えない気持ちになった。そして・・

 

 

心残りが無いように、20年近く会えていなかった友達と再会した。ありがとう。またいつか会えるといいな。

 

 

ミニは一時的にコバさんに預けて、GWに回収することにした。

ここに戻る理由が欲しかっただけだけど・・

 

 

それにしても、この場所で暮らした3年は本当にかけがえのない日々だった。苦しいことも楽しいことも全ていい思い出でしかない。

そして・・

 

 

大量の荷物は使われていないばあちゃん家に置かれることになった。

GWを終えて、

 

 

ミニも引き上げてきた。

 

 

この場所を第二の城とすべく、ぼちぼち活動を始めることとする。

 

まずは朽ちた壁に漆喰を塗ってみた。

 

 

こうして見るとたしかにボロいけど少し可能性は感じる。

 

 

自分の荷物をこの場所に置いて、週末を過ごすことが出来る空間に出来たらいいなと思う。

本当に少しずつだけど、前に進んでいこう。