おしっこのはなし。
あれは小2ぐらいの頃かな。
どうも男性用の便器でおしっこしてみたくて挑戦した。
案の定失敗して。
怒られるのがいやで、濡れたパンツを引き出しに戻した。
でバレた。
「さいしょからはいってたもん!」
私は言い切った。
そんなものは信じてもらえなくて。当然怒られた。
なんで嘘がバレたのか、まったくわからなかった。
最初から濡れたパンツが入ってるってことが
絶対に通ると思ってた。
あーゆー根拠の無い自信はどこへ行ってしまったのだ。おれ。
ただ、こどもがなぜか、なぜかやってしまう
大人に理解してもらえないこと。
確実に存在するって私はわかってる。
悪意の無い、ただただ真っ白な好奇心。
それだけは忘れないでおこうと思う。
無邪気な大人を「こどものようだ」と表現するが、
そんなことは、大人が見た所詮大人の姿。
子どもの頃は
「なんでわかってくれないの!?」
って思ってた。
大人に。
33歳のmaisは
「なんで忘れてしまったの!?」
って思ってる。
大人に。
これを「感受性」の強弱で片付けてしまう大人に悲しさすら覚える。
あのころの匂い、温度、言葉、気持ち、色、、、、
手に取るように思い出せる、鮮やかな記憶を数多く持ってる方がいい。
それはポジティブな記憶ばかりではないが。
それでも引き出しをあけるとすぐに取り出せるほうがいい。
それが濡れたパンツでも、私は引き出しの手前の方に大事にしまってる。
そういや、先日発売になった絵本
「ぼくのせかい」
でも、少し含ませている。
絵本発売★
maisのKindle版の絵本が発売されました。
【ぼくのせかい】
絵・mais
文・mais たかやなぎしげき
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詳細が書かれている記事はこちら
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