『 神との対話』2~4巻も一気に読みました。
前回の日記にも書いたように神さまって
想像しているよりずっとフランクで親しみやすい。
だってユーモアを創ったのは神さまだから。

3~4巻(完結編)に知りたかったことがギュッと
詰まっていたからきっと導かれたんだろうなぁ。
いつ読むかどのような精神状態で読むかによって
響く言葉も受け取るものも全く違う本だと思う。

読み飛ばしたところも多いけれど
私の関心は宇宙と人との関わりについて。
(以下ネタバレ注意)


「人生のすべては、あなたが(そして、あなたにかかわるすべての魂が)あなたにとって必要な方向へ、そして望む方向へ成長するために起こっている。」

「幸せになろうと思うなら、ひとを幸せにしてやりなさい。豊かであろうとするなら、ひとを豊かにしてやりなさい。もっと愛が欲しいのなら、ひとを愛しなさい。それも、真剣にすること。自分の利益のためではなく、ほんとうにひとのためになろうと思うこと。そうすれば、すべてはあなたに返ってくる。」

自己啓発本ではありません。
宗教の本でもありません。
そういうのには興味ないので。
著者に度々聴こえてくる神の声の記録と
著者から神への質問&回答という感じです。

「実在する事象はすべて、あなたが意識的に引き寄せている。すべての出来事は、あなたが無意識のうちに創り出している。人生のすべての人間、場所、ものごとはあなたが引き寄せている。

「他のひとの苦しみの経験を自分のものとして学ぶ能力がないこと、それが、いつまでも苦しみが続く原因だ。…あなたがたの星で起こる出来事は、もう三千年も続いてきたわけだが、地球という星のすべてのグループの集合意識の反映だ。この意識レベルは、どんなにひいき目に見ても、原始的と言うほかない。」

「集合意識は地球上のすべてに影響する。戦争にも平和にも、地球物理学的な変動にも鎮静にも、病気の流行にも、世界的な幸せにも。」

「人類を苦しめている問題は、政府の活動や、政治的な手段によっては解決できない。それは、もう何千年も試みてきたことではないか。変革が可能なのはただひとつ、ひとの心のなかだけだ。」

「宇宙に知的生物がいるのか、知りたいのかね?もちろん、いるよ。もっと原始的な生物もいるし、多少、進んだ生物もいる。そして、はるかに進歩した生物もね。」

「地球外の生物は地球を何回も訪れている。調べるために。ときには、親切に手を貸すために。ときどき、手を貸してくれてるじゃないか。たとえば、この75年間の技術進歩は、それまでの人類をの全歴史よりも大きかったと思うだろう?…彼らはあなたがたのなかに、おおぜいいる。何年もあなたがたを助けている。

「他の星にも生命体が存在する。そして、その多くは、あなたがたよりも進んでいる。」

「宇宙には数千もの進んだ文明がある。」

「高度に進化した文明は分け合う。窮乏するものは誰もいない。彼らの世界の環境にある資源はすべて、全員に平等に分配される。」

「高度に進化した存在は大気も水も土地も汚さない。決して動物を食べない。」

「彼らは集落で暮らしている。あなたがたの世界でいえばコミュニティだが、都市とか国家という考えはもうやめてしまった。都市は人びとの集まるコミュニティではなく、孤独な群衆をつくり出した。」

「彼らは他者から振動を受けとるから、感情は簡単に伝わる。他者の思考や経験を感じとれるのだよ。あなたがたが言うような言葉が発音されることはほとんどない。高度に進化した知覚ある存在はすべてテレパシーでコミュニケーションする。…人間も何千年も前にはそれがふつうだった。」

「彼らの行動規範は、優雅なほどにシンプルだ。誰についても、自分が考えられたくないことは考えず、自分が言われたくないことは言わず、されたくないことはしない。」

「彼らはあらゆるものを家族であり愛する相手と考えている。

「高度に進化した存在は彼らの次元で、身体に宿る存在からそうでない存在へと簡単に、努力なしに移行できる。そして彼らは目的に役立つなら、あなたがたの次元で時間を過ごすのだよ。…人間も夢の中でそうしている。また幽体離脱のときもそうしている。」

「高度に進化した存在は、あえて注目されようとする。そうするのは、彼らの次元の外に住む者たちに、彼らが存在すること、彼らが目の前にいること、危害を加えるつもりはなく、ただ助けるために来たことをしらせようとする。」

「助けようと思う相手のライフサイクルの可能な限り初期に身体に宿り、その文明のあらゆる個体と同じ発達段階をたどる。…訪問先の歴史と習慣、信念、行動パターンを徹底的に、経験的に理解できるようにしている。」

「その子どもをもうける両親は、自分たちが非常に特別な目的を持った子どもを生み出す機会を得たのだという内なる気づきを、穏やかに愛情深くふきこまれるだろう。そして、その機会を生かすか拒否するかは、そのひとたちが決めることになる。」

「高度に進化した存在は、子どものころから助けを始めることもある。ほとんどの場合『 傑出している』と言われる。そして、知っていること、語ることによって、ほかのひとびとを驚かせただろう。だが、唯一の目的は、まだ発達段階にある文化が考慮できるように、より気高い理想をはっきりと示す情報を残すことだ。

「一部の高度に進化した存在は情報を書き残し、小説から詩、そしてドラマ化された芸能など多くのかたちでアイデアを文化に付け加え、そのなかで膨大な真理を明らかにしてきた。」

「高度に進化した存在は、たとえば、傷つけられたという考え方を捨てる。まして、復讐を求めない。傷つけた相手に気高い祝福だけを提供する。どんな種類の自己防衛もしない。」

宇宙人の魂が入っている人がいるというのは
聞いていたけれどこういうことなんだ…
この夏からずっと気になっていたことを
一気に知ることができてしまったような。
新たな謎が湧いてきたようにも思うけれどもう充分。

「いずれにせよ、過去あるいは現在、あなたがたのなかにいる誰かをべつの次元の目覚めた種の一員であると特定すれば、一部のひとたちの心では、人間たちが少なくとも部分的に受け入れてきた非常に重要なメッセージが無効になってしまう。あるいは逆に、彼らが語ったこと、書いたのことの一語一語を過度に持ち上げて、これからは自分自身ではなく、それを信じることにしてしまう。」

「せっかく高度に進化した存在が人類を助けようとしても、そのせいで結局、人類が彼らの助けを求めるようになったのでは、意味がないだろう。大切なのは、人間たちが本当の自分に関する目覚めを我がものにすることで、誰かの目覚めで代用することではない。」


↑映画の世界観もとても素敵です。
もう一度本を読んでみたくなりました。

「私はすべての者に、つねに語りかけている。

神との対話とまではいかなくても
タイミングを告げられることはよくあります。
今だよ!今!って。これだよ!これ!も
そういうのを逃さずにいると上手くいく。

この本にこのタイミングで巡りあえたのも
春馬くんや藤井風さんの死生観に触れて
魂についての理解が深まりつつある
だからこそなのかなぁって思います。

「わたしがあなたのもとへ送るのは天使だけ、それ以外はない。」