舟を編む | 新着メール1通

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日々の思いや想い。考えること。毎日を楽しく彩れますように。

ここ数日間の最近の事。

裏側で触れていた言葉たちを
表側へと送り出して、

それは、隔離していた時間を
取り戻すような行為であったり、

同時進行している今であることを、
改めて、確認する作業のようでもあって。

少しリセットしたかったり、
息を抜いたり、気持ちを入れたい時には

ふらりと散歩をするように、
映画の世界にのめり込んでみる。

毎日を見過ぎているような時には、
そこから自身を剥がしてみるように。

タイトルだけは知っていて
まだ中身を知らない。

そんな映画が、まだまだ沢山ある。

気にはなるものの、
気にせずに通り過ぎてしまうから
時々は、自分の手で拾い上げてみる。

なんとなくそうしたことが
偶然今を担っていることがあって、
後からそれを知って不思議に想うことも。

今回観たのは「舟を編む」

辞書をつくるひと達のお話で、
主人公はマジメな「馬締」さん。

少し眠たい体と一緒に観る
淡々と流れていく時間はどこか特別で、
いつも独特な空気感をまとってる。

不器用だけど静かに熱い彼の気持ちは
愉しく、可愛く、素敵で、愛しくて。

1冊の辞書が出来上がるまでには、
10年以上も掛かるらしい。

言葉にするのは簡単だけど、
ずっとそれに携わって見つめ続けて、
捧げる人生って、とても簡単なことじゃない。

映画はこうして観終わったけど、
今、ちょうど、アニメが放送されているらしい。

私にとってはとてもタイムリーなお話で、
物事を繰り返しながら進んでいく人生は、
いろんな場面でも言えることなのかも。