ハワイのココのブログへようこそ

       


10年ぐらい前からでしょうか?
この場所がハワイのパワースポットとして騒がれて。。。

神聖な場所という事ぐらいしか知らなかったのですが、

ガイドブックやTVなどで取り上げられ、私はただただなんとなく。。。

ミーハーな気持ちで行きたくなく、、、
またハワイのマナ(エネルギー)を初めて降り立ったマウイで感じて以来、このハワイの神秘的なエネルギー、軽々しい気持ちでハワイアンの歴史や文化に頭を突っ込みたくなかったというのが本音です。

ワヒアワのクカニロコ・バースストーン。

今回日本から来ている幼馴染、私が初めてハワイに行った時にも一緒だったこのお友達から
「行ってみたいんだけど。。。」
と言われた時は、
「え。。。。。。」
と少し戸惑いました。

でも、彼女からハワイに20数年前に誘われていなければ、今私はハワイにいることもなかったですし、彼女あっての今のハワイです。

きっとなにか意味があるのではないかと思い、行くことにしました。

事前に少しリサーチはして、

敬意を持って訪れること、
何かを祈願する場所ではないこと、
感謝の気持ちを持って、
騒いだりせず、
リスペクトを持って

訪れる。。。


そんな事を頭に入れ、行ってきました。
駐車場などはなく、車は脇に停めました。
息子と彼女の旦那さんは車に残るということで、私とMちゃんだけで、向かいます。
入り口からバースストーンのエリアまでは、50m?100mぐらいでしょうか?
伸びてきている雑草をカットしているハワイアンの男性とすれ違い、
「ハロー!」
と声をかけていただきました。
大きな石が2個あり、ハワイアンの女性がハグをしてヒーリングされているのかと思いきや、カメラで写真を撮っています。
こちらのアンティー・ヴィッキーさんにお話を伺うことに。

こちらで長い間ボランティアをしているというヴィッキーさん。

なんとさっきすれ違った草刈りのおじさんは、
ハワイアンの王族の血をひくトム・レンチャンコさんで、先祖代々この場所を守って来た家系の方だったそうな。                    (写真右)
今思えば威厳のある、それでいてアロハ感溢れる「ハロー」だったな、、、と。
写真左Vickyさん

ワヒアワのこの地は、オアフ島で一番標高が高く、オアフ島のおへそ(中心)、
聖地クカニロコは、“古代ハワイアンの王族がお産をした場所”という事だけが先走りして有名ですが、天文学や航海術、薬の勉強など、その当時のユニバーシティだったようです。
そして、ハワイアンがご先祖様とコミュニケーションをとりたいときに、空を眺めるのではなく、ここで岩にお水を張って、星空が映るその水面のリフレクションでコミュニケーションをとってたとか。。。(なんて美しい。。。)

クカニロコとは、この場所だけでなく、ここに立つと見えるワイアナエ山脈から、コオラウ山脈までのエリアを呼ぶらしく、この場所はその中の一部でしかない事、聞けば聞くほどディープなハワイの文化歴史を知ることができ聞き入ってしまいます。

また王族の子供を産むという理由だけでは、ここでお産はできず、
ここでお産をする事に選ばれた女性が、
なぜか毎年一番暑い時期に、お産をしたそうです。

ここでのお産は痛みが少ないと言われ、ここで生まれた子供はハワイのマナを受けて生まれてきた子供として、特別だとされました。

また、数年前から、
心ない訪問者が敬意を示さず、バースストーンに乗ったり、汚したり、、、
そんな事から、バースストーンの周りには石で囲いがしてあり、入れないようになっています。
でもトムさんがたまに引率して中に入れることもあるとか。(事前にメッセージをして予約)

まだ、囲いがない時に、大きなユーカリの木をハグしたりした日本人の女性がたくさんいたそうな。
でもこのユーカリの木はBad Treeでお水を大量に吸収してしまうらしく、他の植物に水分が届かなくなってしまって将来伐採を考えているのだそう。
ユーカリの木
また、パイナップルフィールドが近くにあった頃は、その栽培に使う薬でこのエリアの植物が死んでしまったり、困った時期もあったそうです。
お産を見守る36人のチーフたちが座ったとされる石たち。

こちらの大きな石二つは、よく見ると模様のようなものが描かれていました。
この二つの石の件はもしもう一度行くことがあれば聞いて見たいと思います。。。
とはいえ、常に誰かがいるわけでもなく、今回行った時にヴィッキーさんや、トムさんのようなこの場所を守っている方たちにお会いでき、お話を聞けたのは本当にラッキーでした。

ここからはスピリチュアルな話になりますが、
お話を聞いた後、バースストーンに近づいた時に、二匹のシジミ蝶が、私に近づいてきて、左腕に触れました。

その時は何も思わなかったのですが、蝶は、スピリチュアルの世界では亡くなった人の魂を表すそうです。

またここを出る時に頭痛が起きました。

さっきの蝶は、亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんだったのかもしれない。。。と思いました。

また、ここにある強いエネルギーを感じ、頭痛がしたのかもとも。。。

昨日の今日で、この場所のことをもっと知りたいと感じ、色々リサーチしてみました。

ヴィッキーさんもおっしゃってたように、この場所を守り、手入れをするのはそう簡単な事ではありません。

草木(雑草)は伸びますし、それには資金、人手も必要です。

ドネーションもできるようなので、サポートしていきたいと思います。

仕事場でこの話になり、ハワイのローカルのほとんどの人はみんな知りません。

でも、ハワイでは「ガ」が先祖や、亡くなったLoved oneのスピリットと言ういい伝えがあるという話になり、ふと窓の外をみたら、大きな黒いガが。。。
こんなことって。。。
あるんですね。。。

神様、スピリチュアルなこと、
エネルギー、愛情、親切な心、魂、、、

本当に大切なものは目に見えないっていう事を
ディープに感じたクカニロコ・バースストーンの訪問となりました。

本当の意味でのハワイ、マナも感じることができ、また機会があれば是非行ってもっとお話を聞きたいです。

今回のリサーチ中に見つけた記事、
こちらにトムさんからのメッセージがあったので添付させていただきます。

トムさん;

「聖地クカニロコを訪れるときに大切なことは、自分の土地を大切にするようにこの聖地を尊重することです。

(中略)

一番大切な捧げものは、あなた自身なのです。アロハの精神を持って聖地に入ること。そして、アロハを受け取り、アロハと共に去ります。この聖地に対して、ここで出会った人たちに対して、ここに関わる人やスピリットたちに対して、お礼(マハロ)を言いましょう。クカニロコは我々ハワイアンにとって精神のヒーリングの場所であり心から大切に守っていきたい聖地なのです。ここは、ハワイアンの血を引くものが集まり自分たちの系譜と伝統を受け継ぎ、先祖とつながるための神聖な場所です。ですから、ご自分の家族のお墓や自国の神聖な文化遺産などを尊重するようにハワイアンの聖地クカニロコを尊重してください」。

このインタビューをしてくれた方のクカニロコについてのリンクはこちらから 

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⚠️お供え物など、腐ったり、ネズミが寄ってくるので持っていかないこと。

レイなども枯れてしまってお掃除が大変なのではと思います。


こちらの方もとても詳しく書かれています。

とても興味深い内容です。

クーカニローコはパワースポットでもないし子宝に恵まれるところでもない。


これからもハワイの本当の情報を伝えていこうと背中押されました!


クカニロコのページ(英語)はこちらから


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