母の日。 | 摂食障害20年目。〜自分との戦い〜

摂食障害20年目。〜自分との戦い〜

無職・42歳中年の食事記録や心の雄叫びblogです。

診断書は摂食障害・統合失調症。
少々、ADHA・ボーダーとも診断されています。
障がい者手帳2級。

只今過食嘔吐克服を目指し、もがき中。

※画像や数字等含まれるので、
不快な思いをする方は閲覧注意です。


私は母が大好きだった


母も私を大好きだった



だけどアルツハイマー認知症になって


母は私の母ではなくなりました


『この人は私の母ではない』

って思うことで


精神的にやっと、楽になれた






だって本当はお母さん大好きだったから

私にはお母さんしか

信じれる人もいなかったし


なんでも、何もかも全部、

心の内を話せるのは

この世でお母さんだけだった


そんなお母さんに、


お前なんか産んだ覚えはない


あいつ(父親)が勝手に作ったんだろ


この女ヤクザ


死ね


出ていけ


って言われてから

絶望的だった


これは病気が言わせているんだ

認知症だから仕方ないって

何度も自分に言い聞かせた


部屋で、布団かぶって

子供みたいに声張り上げて泣いた



でも、私はもう

この人は自分の母ではないと

思うことにした





母は昔、私の摂食障害を

どうしても理解してくれなかった


痩せ細ると、子供扱うみたいに

食べなさい食べなさいって

極度に心配してくれたけど


太って、吐いてた時は


なんでそうなの

なんで普通に出来ないの

なに馬鹿なことばっかりしてるの

どこまでお母さんを苦しめるの

排水管詰まらせたらどうするの

銭捨て虫!


って言われてた。



摂食障害を理解出来してもらえないのは

仕方ないこと


だって私も、『認知症』を

理解してあげれないもの



本当は昔みたいに色んな話したい


一緒に出かけたり、

一緒にお茶したり、

一緒に笑ったり、


でももう出来ないから



それでもお風呂や食事作り、家事

精一杯したつもり。


でももうやめた。


周りからの意見も取り入れて、

母から距離を置くことにした。


今は同じ家にいても、挨拶程度しかしない。


母は今、私より父に依存してるし

私が近くに居ると

そそくさと父の方へ逃げるし



昔は母の日は毎年欠かさず、手紙と、

母が大好きなカサブランカを

プレゼントしてた


私が書いた手紙、ずっと何年も

宝物にしてたくさん持っていてくれてたけど


認知症になって発狂した時

目の前で全部ビリビリに破り捨てられた


昨日スシローで、

『お母さんありがとう』のカードが置いてあって

持って帰ってきたけど


今年も、何も、

手紙すら渡さず母の日が終わった。




カーネーションを持って歩いてる人を見て、

とても微妙な気持ちになった日でした。



独り言、失礼しました