まんまる○
2018年11月、父膀胱癌で全摘後、ウロストミー。
2019年10月、父多発転移発見、12月放射線治療、抗がん剤治療実施。
2020年2月末、父治療できず。緩和ケア病棟で緩和ケア開始。
2020年3月、父自宅で看取る。

娘は中2秋から不登校→高校入学→転学
私は3回離婚、現在は母子家庭。







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人と人

「機嫌悪かった?」

「そういう人だから?」

「あの人がいないから静かだね」

そんな言葉が飛び交う職場の雰囲気が

苦手です。

娘が不登校になってから

よく話している

人には良い面も悪い面も含めて

その人であるから

悪い面だけに目を向けないということ…



職場復帰とともに

異動になりました。

復帰することに労力を要し

人間関係もゼロからのスタートで

不安…

仕事内容を覚えることに必死でした。

今では

仕事もやや覚えて

周りを見ながら動けるまでになり

余裕が出たせいで苦手さが

私の中で前面に出てしまっています。


以前は

愚痴や悪口を耳にしたら

そんなことを言っても何も変わらない

と言い拒絶してましたが

今は比にならないほど

多くの場面で耳にして

それが普通になっている職場のようです。


言いたいことを本人に伝えてしまう私にとって

本人のいないところで話題にすることが

苦痛で

それに返答しない日が続き

態度が悪い

もしくは

私の機嫌が悪いと

認識されたようです。


空気を読まないで知らないふりをする

言いたいことは飲み込んで言わない

聞いていても返答しない

その場を離れる

同調しない

今の私には

こうすることしか回避方法がわかりません。


愚痴の連鎖なのか

悪口の連鎖なのかはわかりませんが

隙間時間になるとそんな時間がやってきます。


異動したことで

仕事の目標がグレーになり

業務をこなすだけの日々に自問自答してます。




娘と生活に変化をつけようと

話し合った結果

復帰し

私は仕事へ

娘は学校へ

それぞれ歩み始めたわけですが

父か母が娘の帰宅時にいてくれて

家事も炊事も協力が得られていました。

二人暮らしが始まり…

そもそも

仕事と家庭を両立させていたわけではなく

朝起きたらあっという間に寝る時間…

未だに慣れていません。



娘と二人の時間から

職場…

学校関連…

人と関わることが

こんなにも大変だと

痛感しています。

今までどのように接してきたのか…

自分が不思議です。



人と円滑な関係を築くことが

できていないと思っています。

できないのかなとも思います。

それが

娘に影響しているのかな…



言いたいことを言わずに飲み込むと

耳がキーンと鳴り

耳閉感を伴います。

突発性難聴の予兆…

耳鳴り改善のために

小波が流れる

補聴器を片耳に使っています。

聞こえにくいとばかり感じてましたが

人の声以外のバスの音や飛行機、虫の音を

優先して聞こえてしまっていたようです。


私のPTSDが何か

蓋を開け始めています。

耳を澄まして

娘が生きているか

些細な行動を感覚で捉えていました。




いまを生きる

私のことを覚えていてくださり

ありがとうございます。

こうしてお話できる日がきて

蓋をあけていけることを

ありがたく、嬉しく

感謝いたします。



娘のために頑張らなければ

と気を張らせていた自分を認識して

今のままで十分で

頑張らなければと

奮い立たせなくてもいいと

思えるようになりました。



様々な事件を目の前に

娘から

もし私が死ぬようなことがあったら

その理由になる相手を許せるのか?

と聞かれたことがあり

その時にならないとわからないけれど

許せるわけがないと即答しました。

そして

自問自答してきました。

私が許す気持ちがない限り

娘が

色んなことを許す気持ちになれなくなるのか。

親は子の鏡。

それとも反面教師になるか。

今でも答えはわかりません。



娘のそのまんまを受け入れ

私は安全基地になり

娘の思うまま

飛び立てる日まで

まだまだ時間は必要です。



職場復帰してから

約半年が過ぎて

娘のことが気になり

仕事に集中できない日もあり危険を感じ

仕事を辞めようと考えています。

辞めるというより

転職…

危険のない仕事をして

娘の安全を優先したい。

娘の様子が変なとき

仕事を休めるような職種はありません。

だから

娘と同じ子どもたちや

その家族を支援できる場を作れないか

娘と考えたりもしています。

それが怠惰と思われても

何でもいい…

そう思えるようにもなりました。



ここにくるまでを

振り返りたいと思います。

ここにきた今の気持ち

なんでだろう



父のことも

娘のことも

思い出すけど

蓋して

自分のことではないと

受け入れられずにいる



そんな自分に気づいて

受容している自分を

作り上げていた



ここにくると

事実と向きあう自分がいるから

来れなかったのかな



復職して

変化を求めたかった



何もかも

なかったことにしたかった



息をするのも

しんどくなった



何も手につかない



今はそこになった

記しておきたかった

ここからなんだと思いたい

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