STONE ROSES 雑誌『CROSSBEAT FEBRUARY・1995』 | THE STONE ROSESのブログ

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ストーン・ローゼズに関するコレクションを自慢したいがために始めた自己満足ブログですが、他には主に新潟県下越地方、たまに山形県での麺活の備忘録的ブログとなります。

※ この記事はYAHOO!ブログにて2014年9月15日にブログアップされたものを編集し、再度Amebaブロクにブログアップしたものです。

 

 

完全独占インタビュー実現‼

 

 

 新作「セカンド・カミング」発表後、最初に応じた取材である『THE BIG ISSUE』でのインタビュー記事のもので、日本では『CROSSBEAT』が出版権を得て掲載したもので、『CROSSBEAT』が完全独占インタビューを実現させたわけではありません(笑)。

 とはいうものの、『THE BIG ISSUE』の記事の掲載に関しては、『CROSSBEAT』は本当にいい仕事をしてくれたと思いますし(笑)、個人的にはこの頃の『CROSSBEAT』や『ROCKIN' ON』に最も思い入れがありますね。

 

 

『THE BIG ISSUE』って何?そして『CROSSBEAT』に掲載されるまでの経緯が以下のとおりです(『CROSSBEAT』誌より抜粋)。

 
 ザ・ストーン・ローゼズが5年半ぶり、2枚めのアルバム「セカンド・カミング」を発表してから既に1ヵ月が過ぎた。しかし、そのアルバム・プロモーションのために彼らが応じた取材は、世界中のどこを探してみても、この『The Big Issue』一誌のみである。
 このThe Big Issueは、音楽専門誌でもなければ、広く一般に読まれるような雑誌でもない。その目次には「重要:社会に属するすべての人たちに」として以下のようなことが書かれている。「本誌に寄附を希望される皆さんへ。私たちは、ただ『もらう』ということは致しません。私たちは通りでお金を集めているのではなく、雑誌を『売っている』のです」。
 
 The Big Issue掲載後、このインタビュー記事は彼らの最新の発言を何とかして手に入れようとしている本国イギリスも含めた世界中のプレスに対して、本人たちの希望により、オークションにかけられた。そしてその出版権と交換にとり交わされた契約金は―この雑誌本来の目的に沿うように―ホームレスの人たちの社会復帰のためにThe Big Issueに手渡され、英国ではメロディー・メイカー紙が、ここ日本では本誌が、彼ら4人の仕掛けた罠にまんまと引っ掛かったというわけだ。
 しかし、それは 「ウチとしても望むところだ」と、この不況の折に大枚をはたかせて頂いた。その結果ようやく入手した彼らの最新発言集。―こっちがホームレスになったらどうしてくれる!!

 

 

 ほかのミュージシャンのようなキャリアを踏襲せず、あの手この手でかきまわすローゼズは、音楽だけでなく色々な生き方を示してくれる存在でもあります。ぜひ、これからも我々ファンを驚かしてほしいですね。