10代で頭角を現し、コーチのグレンと共に全仏オープンで一躍スターの座にのし上がったかつての新星テニスプレイヤーのジャスティンは、全仏オープンの準決勝で悲劇に見舞われ、選手生命を絶たれてしまう。5年後、母校のテニスアカデミーで理学療法士として働くジャスティンの元に、別の選手と組んで全仏オープンで優勝したコーチのグレンが戻ってくる。心身の傷は癒えたと思っていたジャスティンだったが、グレンとの思わぬ再会に激しく動揺してフラッシュバックに襲われ、ふとしたきっかけからグレンの衝撃的な疑惑を告発する。イギリスの厳格なテニス界に激震が走り、グランドスラムの全英オープンが目前に迫る中、ジャスティンとグレンの真実を巡る闘いを通して、嘘と欺瞞にまみれた過去が明らかになっていく。
勝つためには手段を選ばない、プロスポーツの世界の裏側に渦巻く闇をスリリングに描く。



ジャスティン天才だったのにコーチがめちゃくちゃにしちゃってたよ。
始めはジャスティン悪役的な描かれ方で、いい加減だし嘘つきで、コーチが別の選手を全仏で優勝させた報道見てセクハラを訴えだしたけどどーすんの?あたおか案件なの?って思ったら。
中々えぐいコーチだった。次々と少女のコーチを買って出て勝たせるんだけども上手く言いくるめて関係を持って、しかし周囲にはそう見せずに特にジャスティンのことは嘘つきに見えるように誘導してた。
最終的に教え子が妊娠し、動揺しているところでジャスティンにそれを突き付けられて、洗いざらいぶちまけて脅したところ、それを教え子が聞いた。
最後は裁判になり、コーチ失脚。

勝つためには手段を選ばない、プロスポーツの世界の裏側に渦巻く闇、とは違う気がしたよ。