ドラマが始まりました。

新聞社社会部エースが娯楽囲碁将棋部に配置転換。腐りながらも取材していくうちに、徐々にその魅力に取り込まれていく。

将棋だけを友に大きくなった貧乏少年真田がいいんだよね。これを読んだのが2011年。
 
ついでに、これまで読んだ塩田作品列挙。

『女神のタクト』いかにも関西人的オーケストラ話。楽しかった。

『ともにがんばりましょう』新聞社の労組の話。

『崩壊』ぐちゃぐちゃミステリー。結構面白かった。

『雪の香り』自称純愛小説。駄作

『氷の仮面』性同一性障害を扱った駄作。

『騙し絵の牙』大泉洋をアテガキしたらしいが、イメージは合わないし邪魔になった。出版社の業務縮小リストラ話。前半と後半で違う話になってる。

罪の声 [ 塩田 武士 ] 罪の声 [ 塩田 武士 ]
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『罪の声』グリコ森永事件モチーフ。新聞記者がちょっと探ってみたら発覚した真相。って、それならいくらなんでも事件直後に警察が解決してたはずの事案だよね。日本警察なめたらいかん。

 

初期の作品は面白かったのに、手慣れてきたのか近年の作品は文章が無駄にくどくて読み辛い。そしてストーリーもいらつく。多分もう読まない作家先生。