イス軸法の精度を上げるハナシ
終わりのないエクササイズから卒業!
いくつになっても最高の体でいられる
体の使い方コーチ&
イス軸法インストラクター
カナコピンタです。
Yさん(男性)のお話その②
介護のお仕事をされていて、ご自身の体軸に加えて
患者さんにもイス軸法をやってもらえたらと
毎回熱心にメモをとりながらレッスンを受けてくれています。
足幅を変えたことで体軸の入りが変わったYさん。
介護職で患者さんにもイス軸法をと
思ってくれているので
なぜ足幅やつま先や膝の向きが大切なのかも
説明しました。
(※ここはイス軸法ではなく
「私がもともと勉強していたことですが」
とYさんに説明したうえでお話しています)
インナーマッスルは良い姿勢でないと
発動してくれない。
たとえば
・内臓を支える内側の筋肉は
猫背とか反り腰だと作動しない
・脚幅やつま先の向きの違いでも
インナーマッスルが使えるか変わってくる
ていうのがあって
どういうことかを実際に本人の体で
試してもらいながら解説しました。
座っているときの骨盤の傾きと
脚の置き場を変えてもらって
力の入り具合を比べてもらう実験です。
口で説明してもわかりにくいけど
やってもらうと一発で伝わる体のしくみ。
座り方で内臓の健康状態にも影響がある話になり
「食後に洗い物するとき前にかがむと胃もたれする」と。
Yさんは骨盤後屈+反り腰体型なので
お腹いっぱいのときの前にかがむと
胃が圧迫されちゃいますね、
こうやってこう立つとお腹の感じ変わりますよね、
と胃もたれする姿勢と胃もたれしない姿勢を解説しました。
そして毎回いちいち気を付けなくても
胃もたれしない体に変わるための
エクササイズも伝授。
※毎回イス軸法じゃないことは
「これはイス軸法とは違いますけどいいですか」
と聞いてから進めています。
エクササイズを気に入ってくれたYさんですが
体に硬い部分があるので
イス軸法をやった後に
エクササイズをやってみてと提案。
そしたらですね、外腿が張り過ぎて
本来効かせたい内腿が伸びていなかったのに
イス軸法後だとばっちり内腿が伸びている!!
やばい。
イス軸法すごいわね。
ストレッチ前にも絶対やった方がよいわ。
良きところが伸びてすっきりしたYさん。
試しにイス軸法の上下軸を再度試してもらったら
片足立ちで上げている腿を押しても
びくともしないほどばっちり体軸がキマりました。
「ええっ、上下軸だけでこんなに強くなるんですか!」
と驚く強度。非公開技術やったくらい強い!
エクササイズしたことにより
イス軸法で立ちやすくなったそうで
さっきよりも力みなくできたと。
やばい。
思わぬ相乗効果だけど、イス軸法すごすぎる。
イス軸法に出会う前に教えていたことは
今でも間違っていないと思うのだけど
体得してもらったり効果を感じてもらったり
継続してもらうにはその人のやる気と根性が必要でした。
地味だし、つまんないし、難しい。
でもイス軸法を足すと地味なのは変わりませんが
やってる人がラクにできるし
めっちゃ効果がでる。
あーーーーーーー
長い長い下積みだったけど
いままでやってきたこと全部がすんごいプラスに大変換!!
Yさんを見て感動しました。
イス軸法の精度が上がったのは
イス軸法のおかげという不思議な体験でした。
次回Yさんにあったとき報告を聞くのが楽しみ。
体軸チェックするのも楽しみ。
西山先生には毎日感謝しかない。
だってめちゃくちゃ面白いんだもの。
ありがとうございます。