愛で満たされる! | 犬のトイレのしつけ

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 辻井さんは本名の堤清二としてセゾンという企業グループを率いる中で、文化事業として西武劇場やセゾン美術館で前衛的な芸術や演劇の紹介に尽力したり、今で言う男女雇用機会均等のさきがけとなるような雇用形態をいち早く打ち出したり、パルコや無印良品といった先鋭的な企業を立ち上げたりと、独特の経営方針で70~80年代に華々しく活躍したという印象がある。
 その経営哲学には、若い頃の社会主義思想が深く影響していると思われる(一時期共産党員だったりしたそうだし)。
 社会主義思想というと、今日では(いや当時も、か)古臭かったりうさんくさく感じる向きもあると思うが、その後の歩みがどうであれ、あの世代の人で当時これにかぶれていた人は結構多いようだ。
 乱暴にまとめると、辻井さんにとって社会主義思想というのは、生まれ育ちや、性別や、所得水準などにかかわらず人は平等に扱われるべきだとか、庶民も(経済的のみならず、色んな意味で)豊かな生活を享受できるはずだといった考えに要約できるのではないかと思う。そして、経営者・堤清二としての様々なユニークな試みは、それを経済人の立場として実践しよう、といった事だったのだろう。