天才のたまご、育て中!

こんにちは。

初級発達支援コーチ、きーちゃんです。


天才のたまごって何?その理由はこちら

 

 

 

みなさん、こんにちは。

かなーり間があいてしまいましたが・・・

久しぶりにブログを更新してみたいと思います(汗)。

 

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最近、ひょんな事から

発達支援の知識を

改めて掘り起こす機会がありましてね。

 

ここでもう一度基本に立ち戻って

まとめてみたいと思います。

 

本日のお題は「恐怖麻痺反射」。

動物の生存本能の根幹をなす反射です。

 

 

 

 

動物にとって一番重要な「生き残ること」。
その為の本能的な行動

 

・固まって身を守る
・攻撃にでる


その固まる行動は『恐怖麻痺反射』と呼ばれます。

 

  

イメージは「人見知り」。
様々な場面で、必要以上に緊張してしまいがちです。

こういう方の世界を例えると
家の外がお化け屋敷みたいだと思うのです。
  

 

おそるおそる外を歩いてみるものの
お化けはどこから出てくるかわからない。

ちょっとした物音に怯えて固まってしまう。

見つかったら最後、恐怖で足がすくんで動けなくなる。
  
家から出た瞬間にそんな世界が待っているとしたら?
そりゃあ疲れるどころではないですよね。

頭ではそんな必要はないと分かっていても
身体が無意識のうちに
こんな反応をしている場合が、あるのです。
    
  
普段は大丈夫でも
緊張やストレスを感じた時に
この本能は自然と出てきます。

 

カメラにハマっている私は

少しずつプロフィール撮影をさせて頂く機会が出てきたのですが

カメラを向けると、皆さん一気に緊張して固まってしまわれます(^^;。

でもこれは、まさにこの反射の表れです。

 

だからね、慣れていない方が
表情や動きが固まってしまうのは
ある意味当然の事なんですよ♡
  

 

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こんな感じでレンズを向けると・・・


 

 

これをやわらげていくには絶対的に「安心感」が必要です。
だって世界が不安に満ちているから
固まってしまうのですから。

 

こういう時は背中やふくらはぎなど
背面を固めますので、そこを緩めてあげましょう。

 

その時のイメージは「溶かす」です。

固い氷を早く砕こうとアイスピックで壊すのではなく
氷を手のひらに置いて体温でゆっくりと溶かしていく。
そんな感じです。
  
  
その為、私は子ども達が寝る時にそれぞれの身体に手を置きます。
その時どこに置くかは本人に決めてもらいます。

手のぬくもりで緊張を溶かすと共に
自分の要求を叶えてもらえる事で安心感が得られるんですね♡
おかげで毎晩すぐに寝てくれます(笑)。
 

  
遊びとしては「固まった殻をやぶる」という意味あいから
「身体を大きく動かす」のがポイントとなります。

 

手っ取り早いのは

 

『新聞ビリビリ』

 

です(笑)。

 

 

広げた新聞紙をパンチで突き破ったり。
上から下へ手刀で破ったり。

足で蹴り上げたり。

頭突きもアリかも!?

 

ルールはありませんので自由に、存分に破って遊んでください♡

 

当然散らかりますので(^^;
どうせならそのまま遊んでしまいましょう♡

我が家の場合は大抵新聞の投げ合いになります(笑)。
  
  
そしてもういいや!というまで遊んだら、皆で一緒に片付けをして

 

「綺麗になって気持ちいいね!お手伝いありがとう!!」

 

とダメ押しをして(笑)おしまいです♡

 

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この時、できることなら本人が「もういいや」と言うまで遊んでください。

「満足するまでやりきる」

これが身体を発達させる大前提だからです。

 

例えば縄跳びをはじめた時

前が跳べるようになったらそのままでは面白くないから

後ろや別の跳び方にチャレンジしたくなりますよね?

 

そうやって今の行動ができるようになると

より難しい事にチャレンジしたくなる

そういう本能が、身体にもあるのです。
 

 
この恐怖麻痺反射についての詳細や

反射のチェック方法はこちら。

https://ameblo.jp/xx-toto-xx/entry-12313169434.html

 

気になった方はやってみて下さいね(^^)。