師走に入り、多忙な日々が続いています。お元気ですか(苦笑)。

いえね、立場上、私はトップではありませんが、部門トップではあるので、その部門においては責任を全て引き受ける覚悟で仕事をしていますが、部下が勝手に(当然本人は勝手だとは思っていない)越権行為というより、結果として越権行為となってしまうような事が起こる場合、皆さんはどう対処しますか(一文長いね・苦笑)。

 

 

現在、様々な所からリアルタイムにデータが集まる時代に入っており、それこそデータダッシュボードが導入されて以降は、目に見える形でビジネスの挙動、ものによっては一挙一投足がわかる凄い時代になったものだと、一昔前の管理者なら嘆息しか出ないほどの様相を呈しています。しかし、それもデータの意味を知ってこそ。そのデータはどのような基準で設定され、どのように集約され、分析(解析)されているのか。ここがわからなければ、いや実態が見えるようになっていなければ、単にタコメータの類いを見て満足するだけのものになってしまうことでしょう。見える化の弊害は、わかっていないのにわかってしまう気になるということですが、それがミスリードに繋がり、場合によっては越権行為的なものに直結してしまうこともあるわけです。

 

さらに困ったことは、分かった気になっているだけなのに、本人は分かっていると思ってしまうことです。そういう人は現場を知りません。現場にいたとしても管理・庶務的な所にいるだけの人は、その業務の本質がわかりません。

 

いやいやそこまで細かいことを知らなくても良いのではないか、という意見もあるでしょう。そういう話を聞くと「嗚呼、コイツは文系指向だな」と私は嘆息します(失笑)。今や、ビジネスは流れとか大きなもの(自社だけではどうにもならないものが圧倒的に多い)の中で、どう立ち位置を示すかというような大局的な判断が求められるものであり、そこまで細かいことを知る必要はないと。それ何時の時代の話? そう思えれば合格です。今やコストカッターしか能がないヤツ(例としてはかつての日産のトップ)、財務や経理だけ明るいヤツ、社内政治(と駆け引き)が得意なヤツ、予算獲得するのが上手いヤツ(これはこれで役立ちますが)、見栄えがいいヤツ、こういう連中では乗り切れない過酷な時代に入っているともいえます。

 

そういう中、トップをフォローアップする体制(仕組み)は当然に昔からあって、トップが、というより社の判断が間違いないように進めていくようになっているはずですが、その主役である取締役会において、他部門に意見するというのはあって当然です。しかし、それが事前の予告も何もなく、唐突にそこで実態としてあがってきたとしたら・・・。

 

なぜ事前に言ってくれなかったんだ、ってなりますよね。

そう、業務の本質がわかっていれば、それは当然に越権行為になり得るということはわかるものです(例外ありますけど)。ですが、そうでない場合、まずそれが何故そう言われているか(言われなければならないか)を理解する能力がなければ、いくら説明を尽くしてもわかるものではありません。他分野への理解はもちろんですが、それ以前に文化というか発想というか、考え方というか。

 

まぁ、そういうことも話し合う中で理解を深め合うしかないので、トップである以上、やりたくなくてもやりますが、そんなこんなで今回はここまで。ふぅ。