13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記 -7ページ目

13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記

2002年日韓W杯の年に、慢性腎不全から人工透析治療を導入し、
2014年ブラジルW杯の年に、生体腎移植を決意し
2015年カナダ女子W杯の年に、移植手術をした筆者の
腎移植の体験と、13年間の人工透析生活の体験を書いています

あと、1日とちょっとで今年も終わります。

年を重ねるにつれて、年の暮れの実感が
なかなか沸いてこないのですが、
今年は特に実感がありません。

3か月会社を休業していたせいもありますが、
一番大きい理由は、
術後は日々のルーティンをこなすことを
生活の中心にしていたせいだと思います。


私の毎日のルーティン、つまり日課は
➀起床後と夕方に血圧・体重・体温の測定と記録
②24時間、飲水量と排尿量の記録
③免疫抑制剤を3種類服用
このうち2種類は12時間おきの決まった時間に、
残りの1種は朝食後に服用します。

このルーティンは、術後に体の管が抜けてから
ずっと続いている日課で
これからもずっと続けていくことになると思います。

12時間おきの薬は、
毎日決まった時間に服用しないといけません。
まちまちの時間だったり、飲み忘れたりすると
効果が弱くなるのです。

入院時は午前9時と午後9時に服用していましたが
退院後は、会社に復帰した時のことを考え、
午前7時と午後7時に変更しました。
ただ、土日の休みもゆっくり寝ていられないので辛いです。


また、担当医からは
毎日2リットルは排尿するようにと言われています。
飲水量が少なかったり、汗を多くかいたりすると、
尿が濃くなり腎臓にもよくないためです。

そこで飲水量を記録します。
記録をすることで、
飲水量の低下に気を付けるようになります。

毎日2リットルの水分を取ることは
術後の暑い時期はなんてことはなかったのですが、
寒い時期はかなり厳しいです。
ただ、6か月も続けていると
冬場でも水を結構飲めるようになります。

ですので、これから移植をされる方は
時間的余裕があるのであれば、
5月~7月の温かい時期に
手術をされることをお勧めします。


一方、飲水量が多いのに排尿量が少ない場合は、
拒絶反応が起きている可能性もありますので、
排尿量も必ず、計測する必要があります。

会社では排尿量は計測できないので、
「勢い」と「時間」で量を推測し記録しています。
正確ではありませんが全くつけないよりマシです。


これらのことに気を付けながら、
終わることのないルーティンを日々こなしていると、
ルーティンを中心の生活になり、
暦の移り変わりをついつい忘れてしまうわけです。

それでは皆さん
よいお年をお迎えください。

テラモ
6月24日に移植手術をしたので、

今年のクリスマスイブは、ちょうど
手術6ヶ月目の記念日になります。


これから毎年、クリスマスイブは
手術後「○年半」の記念日として
忘れることはないでしょう。


当初の手術日は5月20日。
ごく普通の日付でしたので、
これもある意味、急逝したドナーの母の
置き土産かも知れません。



入院すると、これまでの主治医とは別に、
担当医が着きます。30代後半の熱心な先生です。
その先生から尋ねられました。


「何故透析13年も経ってから、
  移植に踏み切ったのですか?」と。


私くらい長期間透析をしてから、

移植をする人はあまりいないようです。


確かに透析を13年もしていると、
いろいろな合併症が起きています。

現に私の動脈は、

検査画像でみると、白い部分が点々とし、
かなり石灰化が進んでいます。

ですから、もっと早くに移植をしていれば、
透析による体へのダメージも少なくて済んだかもしれません。



でも、私はこのタイミングでよかったかなと思っています。


血液型不適合の移植が可能になったと言っても、
数年前までは拒絶反応を抑えるために
脾臓を摘出しなければなりませんでした。


今は、悪性リンパ腫の抗がん剤を転用して投与することで

脾臓を取り出さなくても、拒絶反応を抑える

治療法が行われるようになっています。


また数年前に移植していたら、
見舞客も少ない寂しい入院だったと思います。


数年前は、古い友人との交流もあまりなかったので、
今回の入院のように、
小学校から大学・社会人の友人、知人、同僚など、
30人超の方にお見舞いに来てもらうこともなかったと思います。


また数年前は、娘も未成年でしたし、親の介護もあり
ドナーの負担も大きかったと思います。


多分この先、さらに生存率が高く、負担の少ない
移植術が生まれると思いますが、

わたしは、タイミングとしては、
今年が一番よかったのだと思っています。


そして何より、移植手術をしてくださった2名の先生、
手術直後のICUで一晩中面倒を見てくれた看護師さんや技師さん
術後約4週間面倒を見てくれた
病棟の看護師の皆さん、スタッフの皆さんには、
本当に感謝です。


今年から毎年クリスマスイブは、
皆様への感謝の気持ちを

思い出させてくれる一日となります。


Merry Christmas!




最近の悩みは、

移植した腎臓あたりの痛みです。


元々腎臓は背中側にありますが、
ドナーの腎臓は
右の腹部に移植します。
だいたい盲腸のあたりでしょうか。

最初の症状は、移植した腎臓の感触です。

移植後から、移植した腎臓が

おなかの内側に当たっているのか、

腎臓の感触があり、動くのがわかるのです。


担当医によると

あまりそういうのは聞かないですけど しばらくたてば落ち着きますよ」


私がドナーからもらった腎臓は225gもあります。

通常、腎臓は握りこぶし大で約150gくらい

私がもらったのは通常平均の1.5倍です。

大きかったからこそお腹の内側に当たるのかも知れません。


今でもパソコンを操作時とか、

少し前かがみになった時に当たる感触があります

また、一番ひどいのが就寝時に横になったとき。

移植腎がダラ~んと動くのです。

ちょっと右を向くだけで、右側へダラ~ん。


225gです。スーパーの精肉コーナーでパックの豚肉のブロック、
臓器なので豚のレバーの塊あたりを想像してください。


それが、お腹に入っていて、ダラ~んと動きます。


かなり気持ち悪い感覚です。

この感触がある間はなかなか寝れませんでした。


それが、9月の腎生検で入院する頃まで続きました。

そしていつの間にか、定位置を確保したのか、動かなくなりました。


動きが収まると、今度はお腹の痛みが頻繁になってきました。

キリキリとした痛みです。

時間に関係なく、キリキリ。 

会社で仕事をしているときもキリキリくるので、結構つらいですね。

 

やはり担当医からは

「そういうのあまりないですけどね」

担当医によると、移植の際、神経が切断されているので

ピリピリとした痛みが出ることはあるそうですが、

キリキリとピリピリ 同じような違うような・・・。


腎臓が大きかったことは、本当にありがたいのですが、
どうしてこうも人と違うことが多いのでしょうか。