13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記 -2ページ目

13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記

2002年日韓W杯の年に、慢性腎不全から人工透析治療を導入し、
2014年ブラジルW杯の年に、生体腎移植を決意し
2015年カナダ女子W杯の年に、移植手術をした筆者の
腎移植の体験と、13年間の人工透析生活の体験を書いています

先週金曜日
三週間ぶりの検査日でした。
正月明けの検査は
前回の検査から1ヶ月
間隔が空きましたが、

血が濃くなるという
トラブルが遭いました。

今回も間隔が空いていたので
心配していましたが
結果はまずまずでした。

ただクレアチニン値が
1.01と、二度目の1.0越え。

決して悪い数値では
ないのですが
このままどんどん
上昇しやしないかが
気になります。

他にも尿蛋白が±、
尿潜血が2+と
今までにない結果と
なりましたが概ね順調。
白血球も5100まで
上がりました。

次回の検査も
また三週間後です。

先週末はお花見。
今年は秦野へ行きました。

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先週金曜日の
検査結果は

前週と変わらず
白血球の数値は
維持できました。

やはり三種類の薬を
止めた効果が
あったようです。

そのかわり、当然ながら
薬を止めたことによって
いままで抑えられていた
症状もでてきています。

まず胃腸薬。
もともと胃腸は
丈夫なほうでは
ありませんでしたが

薬を止めてから
時々胃が激しく痛みます。
特に朝起きたときがひどい。

そこで白血球の減少に
影響のない別の胃薬を
処方してもらい服用したところ
少しずつ快方に向かっています。

あとは、尿酸値と血糖値の薬。

血糖値に関しては
移植後に数値が
高くなりました。

ただ上限をいったりきたり
なのでしばらく様子見です。

一方、尿酸値に関しては
注意が必要です。

尿酸といえばビールに
代表されるように

プリン体が多い食物が
よくないことは知られています。

ただ、ビール以外にも
カツオを筆頭とした生魚や干物
だしをとる乾物類やレバーなどにも
多く含まれています。

これから月末に向け
何かと宴席が増えて
いきますので
要注意なのです。
先週土曜日の検査結果は…

前週に減少した白血球は
1.9→3.2に上がりました。

先週中止した薬の効果が
あったようです。
そのため、免疫抑制剤の
変更はとりあえず保留と
なりました。

ヘマトクリットも50.5と
減少してきており、
今回の検査に関しては、
良化と言えます。

ただ次週も通院となり
退院8ヶ月にして、
未だ毎週通院が続く
というがっかりな
状況です。

さて、
「迂闊だったこと」を
これまで二回
書いてきましたが、
今回はその続きです。

迂闊だったその3は、
血中カルシウム濃度の
上昇を見落としていた
ことです。

詳しい話は次回以降に
書きますが、
長年透析を続けていると
のどにある4つの
副甲状腺が大きくなり、

最悪の場合には
副甲状腺を全摘出
しなければならなく
なります。

私が移植手術を受ける際
移植手術前に先に、
副甲状腺の全摘出手術を
するかどうか、まで
話が進みました。

最終的には
移植の方を優先
しましたが、
副甲状腺の手術は、
一年後に再検討と
なっています。

なぜこうなったかは、
改めて。