一難去って… | 13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記

13年間の人工透析 の末 生体腎移植 を行った その体験記

2002年日韓W杯の年に、慢性腎不全から人工透析治療を導入し、
2014年ブラジルW杯の年に、生体腎移植を決意し
2015年カナダ女子W杯の年に、移植手術をした筆者の
腎移植の体験と、13年間の人工透析生活の体験を書いています

先週金曜日の検査では、
ヘマトクリットの数値が、
51点台に減少し、

だいぶ血液の濃度が
下がりました。

先々週にした
瀉血の効果だと思います。

反面、一旦上昇した
白血球がまた減少して
しまいました。

白血球減少の原因は、
当初はリツキサンという
薬の投与だと医師は
考えていました。

リツキサンは
血液型不適合移植の際

拒絶反応を防ぐために
投与する薬で、

本来は悪性リンパ腫の
抗がん剤です。


この薬で、リンパ球を
破壊してしまうため
白血球が減少して
しまうのです。

ただリツキサンによる
影響も長くて、
術後9ヶ月位なので

原因は他にあると
思われます。


まず考えられるのが
免疫抑制剤の影響です。

ただ、
白血球を減少させる要因
はいくらでもあります。

例えば、
我々が普通に服用している
胃薬にも、わずかですが
血球を減少させる副作用が
あります。


そこで
免疫抑制剤の薬剤の
変更の前に、まずは
他の薬を減らすことに
なりました。

服用している薬も
移植後は大幅に
激減したのですが、

その後の経過とともに
また7~8種類の薬を
服用するように
なっていました。

今回はそのうちの
影響の少ない
3種類ほどの薬を
中止しました。

今週末の検査次第では
免疫抑制剤の変更に
なると思います。