わが母の記*
先週放送された、今年の日本アカデミー賞で樹木希林さんが主演女優賞をとった作品原作は昭和を代表する小説家、井上靖さんの最後の作品タイトルのとおり、自分の母のことを描かれている幼少期、母にすてられた井上靖が、父が亡くなったことをきっかけに、認知症の母と一緒に暮らすようになり、母が亡くなるまでの物語一番最初のシーンで母に首飾りを貰って雨のなか置いていかれてしまう少年の姿をみた瞬間、とても綺麗な映像だと感じると共に切ない物語が始まると感じた劇中に何度も何度も、母への恨みを募らせつつ、それを抑えながら壊れていく母と接していく姿作家としての井上靖と、息子である井上靖の心のなかの葛藤最終的に母は息子を愛し、おいていったはずの息子のすがたを追い続け、少年時に靖がこっそりノートに書いていた小説の文章の一部を丸暗記するほど読んでいたことが判明それに涙する息子としての姿をみたシーンには胸が締め付けられた心を当時鬼にした母と、その気持ちに気づくはずもなかった息子すれ違いがとかれ、母にやっと素直な気持ちで接することができるようになり、海辺で母をおぶるシーンは温かな親子愛を感じさせる樹木希林さんの個性的なおばぁちゃんの演技と、役所広司さんの頑固な息子の演技はとても相性抜群だった温かな気持ちになる映画この映画をみて、そんな親子愛に触れて観るのはいかがでしょう