確実にヤるなら | 元鉢巻きのサバティエンヌが今後もしかしたら本格的にボディビルダーを目指すかも知れないブログ

元鉢巻きのサバティエンヌが今後もしかしたら本格的にボディビルダーを目指すかも知れないブログ

訳あって現在は非活動的な日々を送っているかつて鉢巻きのサバティエンヌだった者がいずれ元気になって何事かをなさんとの思いを胸に抱きつつなんとなくその時々の出来事などを記すブログ

今日は12月14日です。
旧暦だと今は十一月半ばなので、
実際の時期とは異なるのですが、
十二月十四日というと、
「赤穂浪士討ち入り」を思い出される方が、
日本人では多いのではないでしょうか。
ちなみに、私は、
この「赤穂浪士」関連の話や「忠臣蔵」が、
昔から大っ嫌いです。

バカなトップが傷害事件を起こし、
その所為で組織が潰れて、
職を失った従業員たちの中で、
再就職できずに行き場を失ったごく少数が、
やけくそでトップの傷害事件の被害者を再襲撃した。

なんて話のどこに感動を見いだせと?

ただ、襲撃当日のできごとについての、
科学的な分析などはちょっと面白いと思っていて、
襲撃されるまでぐーぐー寝ていた吉良家の家来たちが、
起き抜けで碌に体が動かなかったのに対して、
赤穂浪士たちは何㎞かを歩いて吉良邸まで来たので、
ちょうど体が温まっていい感じで動くことができて、
人数では圧倒的に劣勢ながら勝つことができた、とか、
吉良邸内の家侍の宿舎は長屋造りで、
建物一棟の戸(引き戸)がすべて連動しており、
1ヵ所動かないとすべての戸が開かない、
あるいは同時に複数の場所で開けようとすると、
ぶつかり合って開かない、
だから、建物内に閉じ込められて、
戦いに参加できなかった吉良家の家来が大勢いて、
人数的にもそんなに赤穂浪士と差がなかった、とか、
そういう話を見聞きするのはまあまあ好きだったりします。

あと、最近、浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけたことについて、
「2回も斬りつけておきながら死に至らしめられなかったとは情けない」、
と乃木希典が言ったという話を知り、
乃木希典も大っ嫌いですけど、
その点は同感だと思いました。

まー、上から斬りつけて人を殺そうなんて、
よほど運良く急所に入るか、
とんでもなく熟練した腕の持ち主であるか、
加えて相手が無抵抗であることが必要で、
素人が確実に刃物で相手を殺そうと思うなら、
刺さなきゃいかんですよ。
利き手側の脇腹に両手でしっかりと柄を握った刃物を、
片刃なら刃を上向きにして、
ぴったりと体にくっつけるようにして持ち、
相手の臍に自分の(刃物を構えた側の)腰骨を当てるつもりで、
全身で全力でぶつかる。
喧嘩等々で相手が刃物を持ちだしたとしても、
片手で刃物を持っている、
刃物を持った手をめいっぱい伸ばしている、
片刃の刃物で刃を下に向けている、
なんて場合は、
ちょっとくらい怪我しても、
致命傷を被る可能性は低いので、
そんなに慌てなくていいってことですよ。